カミさんと両親を乗せて車で初の遠乗り。九十九里浜へ潮干狩りをしに行くことにした。
昼食に立ち寄った地元のイワシ料理を出す大衆食堂で食べたぬたの味が最高。
子供の頃、やはり両親に連れられて九十九里に来て捕ってきたデッカイハマグリを炭火で焼いて美味しい美味しいと言いながら食べた…という記憶が私の中にあるのだが、今回ハマグリはまったく捕れなかった。デッカイシャベルでドカタの様に海の中を掘り起こしていたのに。こんなはずではなかったのだが…。
最早時代が変わってしまったのだろうか?
仕方なく近所の土産物屋でハマグリとサザエを買って帰った。
帰りは高速道路も交通渋滞も体験して、運転アビリティも確実にアップしてきている。
渋滞に嵌って眠気が襲ってきた私に、ガムがないからと言って眠気覚ましにイワシの南蛮漬けを食わそうとするカミさんと母親は一体どういう感性をしているのだろうか?
晩は庭先に七輪を出してハマグリとサザエを焼き、さらには手製のもんじゃも創って宴会。今日は本当にファミリーな一日となってしまった。
こういう一日も今の私には必要なのである。
しかし、モノ創りの孤独とファミリーの両輪の上にバランス良く乗ることは、実はすっごくとてつもなく難しい…と実感している今日この頃である。

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