本日ようやく片目が開いた。詳しくは右目でモノを見ても左目に痛みが伝わらなくなった。
それでもあまり明るいものは見られない。眼帯をしてその上からメガネをして、さらにその上からサングラスをして、目線を伏せ目がちにすればようやく自力で歩き回れるようになった。
それでもあまり長時間ものを見ていると疲れる。
テレビをつけても画面は見ずに、音だけを聞いていた。こういう状態で一番楽しめる番組は何といっても国会中継だった。
普段平日の昼間に国会中継を何時間も観る機会なんて殆どなかったが、意外に飽きずに楽しめる。しかもちょうど「消えた年金問題」がヒートアップしている時期だったために、音で聞く格闘技といった感じで面白い。それもあまり生産的とは言えない泥試合。荒唐無稽な言葉のプロレスである。
すると高木先生から飲みたいと連絡があり、本来外出できる状況じゃないのだが、この間のリーディング公演のトホホな顛末を報告しなければと思い、家族の制止を振り切って無理に出かけて行った。
若林氏と落ち合って登戸で飲んでいると、先生も合流した。リーディング公演に出られず、出演料だけ貰って結局一日中飲んでいたと報告すると先生も「それでいい」と言ってくれたので、とりあえずはほっとする。
10月あたりにまた高木先生と一緒に仕事ができるかもしれない。

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