本日はリハビリを兼ねて自転車に乗って、下北沢まで行ってみた。
もう目の痛みは殆どない。左右でピントがボケているので遠近感がちょっと怪しいが、気をつけている分には自転車を漕いでもまったく問題はない。
ただ、帰りは午後の西日が眩しすぎた。もうしみるということはないのだが、ずっと盲目状態で部屋にこもっていたため、以前よりも眩しいという感覚が敏感に反応してしまうのだ。正面を直視できず、なるべく俯き加減に前方を確認しながら慎重に自転車を漕いだ。
しかし、日が暮れてしまうともう何の問題もなく外出できる。
地下鉄に乗って六本木まで行き、ジェームズ・チャンスというピアニストのライブを観に行く。先日カミさんが「渋さ知らずオーケストラ」を観に行った時にゲスト出演していたというのだが、5000円も払ったこのソロ・ライブ、ヒドい出来だった。
明らかに下手だったのだ。ジェームズが演奏を始めるや否や会場に「あれ、何か変だな?」という妙な空気が流れた。
それでもみんな黙って聞いているようだったが、私は始まって30分で出てきてしまった。
カミさんがいうには「渋さ〜」の時にはとにかくテンションが高くてフリーフォームのパフォーマンスが刺激的だったということだったのだが、恐らくピアノ・ソロをやるタイプのミュージシャンではなかったのかもしれない。
何かやりきれない気分になって下北沢まで歩き、「牛鉄」で焼肉を食べる。病も治りかけだし、精力をつけなくては!

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