生活のために始めたアルバイトは地震の影響で、一週間休みになった。
稽古とバイトで、家族と(特に子供の起きてる時間に)過ごす時間が日に日に減ってきていたのだが、ここに来て急に出来たのは不幸中の幸いというか…ともかく、娘は上機嫌のようだ。
午前中に、娘を抱っこ紐で散歩に連れて出た。首都圏は安全だという政府の言うことを信じて。
梅が咲いております(写真上)。
コンビ二ではようやく食パンを買うことができたが、オムツはスーパーでも薬局でも買占められていてなかった。
食料は何とかなりそうだが、オムツはちょっとピンチだ。
今になってスーパーの買占めがニュースなどで問題になっているが、ちょっと遅くないか?カミさんが言うには地震の翌日にはもうスーパーの客が殺気立っていて、オムツやパンなどがなくなっていたそうだ。
「買占めは控えよう」
というスローガンを今頃しきりに発し始めているが、もう買うもの自体がないじゃないか?
まぁ、なんとかなるか。被災地に比べたら私たちの不便や不安やなど、物の数ではないのだから。
こうして家族と過ごせるだけで、十分すぎるくらい幸せじゃないか。何だか後ろめたいくらいに。
オムツなんてなくても死にはしないだろ?
大行列の出来ている駅前スーパーを尻目に、羽根木公園で梅を撮る(写真下)。
何だか不謹慎なくらい呑気なんだろうか、私は…。


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