本日で奇跡の傑作「TAKESHI’」は上映終了。結局興行としては一ヶ月しかもたなかった…てなわけでもう一度観に行ってしまった。同じ映画を二回観に行くなんて余程のことだ。完全にハマった!
改めて見直すと本当によく出来てる。二回目に観るとすごく分かり易い。起きてる時に目にしたもの、耳にしたもの、頭の中に浮かんだものが夢の中で幾層にも反復してイメージの曼荼羅絵図になってゆく。そこから新しい映画が生まれモチーフとして「自分を殺す」という作家の深層心理が浮き彫りになってゆく。
夢が覚めた後のたけしの何ともいえない哀しげ表情…彼の今までのベスト演技と言ったら言い過ぎだろうか?
本当はあと3回くらい映画館で観たかった。
日本映画よ、進化しろ!

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