kai ishiyama's

「池上幸豊とその妻」稽古中です。
元前進座演出家、香川良成さんに演出される私の図。
稽古写真、これからもアップして行きたいと思います。
本番一ヶ月前を切りました！どうぞ、よろしく！

カミさんの祖父の墓参りのためカミさんの家族一行と共に長野県の小諸へ行く。今年は公演のため多忙で秋の行楽は諦めかけていたのだが、いい休養になった。


それにしてもカミさんの祖母はもう90を超えるというのに頗る元気で新幹線の長旅もなんのその。本当超人的である。カミさんのある種人間離れしたバイタリティはここから引き継いでいるのかもしれない。


小諸には小諸城址として懐古園という公園が残っているのだが、寄り道してみるとこれがまた実に良いところだった。
上の写真は懐古園の片隅から見渡せる千曲川の流れである。


萩の花が美しい。

ようやく鎮魂旅行の記述が終了…ものすごぉく長くかかってしまった。ここまで書ければもう後悔はない。書き漏らしたこともカミさんがブログ（下記アドレス）で書いているようなのでひとまずは安心。

http://moon.ap.teacup.com/torikoya/

これで明日からは未来志向で生きていけるぞ！



鎮魂写真展、最終回の今日はこの人。素戔鳴尊（すさのおのみこと）である！（出雲大社彰古館）

青年座の高木先生がまたまた飲みたいと招集がかかったので馳せ参じた。
今、火扉稽古で進めているアレクサンダー・テクニークやラバンのエフォートなどについてアドバイスや注意点などを戴いた。本日は若林さんの出演した「トランス」の他出演者ふたりも参加して青年座色がかなり濃くなり、私にとってはとても刺激になった。
鎮魂旅行の話をすると高木先生に案の定「右翼か？」と言われてしまった。だからそんなイデオロギー的なこととは関係ないんだってば！
逆に高木さんは人間の意識と無意識の領域についての表現に今最も興味があるそうだ。そして先生が今一番注目しているのは「下條脳科学研究所」というチームだという。
「インターネットで調べてみろ」というから、飲み会が終わった後若林さん家で検索してみたがそんな研究所のことは一件もヒットしなかった。
嘘ついたのか、高木先生？酔っ払っていたのか？…まぁ、そんなことはないだろう。
「下條脳科学研究所」について何か情報をお持ちの方はご一報下さい！


宇治山田にあった激シブの刃物屋さん。

野坂氏が急に飲もうと言い出した。案の定、「今の仕事をやめたい」という。
ところが居酒屋にいってみると、たまたま隣の席に事務所を解して知り合った別の役者さんたちが収録後の打ち上げで飲んでいて、鉢合わせしてしまったために大っぴらにその話ができなくなってしまった。
こんな偶然ってあるんだね。…ホント、芝居の世界は狭い！
何も知らないその役者（芸人？）さんは野坂氏の肩を叩いて「今の仕事は成功への近道ですよ！」としきりに言っていた。その時の野坂氏の何とも言えない困った表情は実にリアルだった。


熊野速玉大社神宝殿前のガードマン。

最近、カミさんが落語家の三遊亭円生の「真景累ヶ淵」という怪談のＣＤを聴いている。これが面白い！今まで私は志ん生好きだったが、こういうストーリー性のある噺だと逆に芝居上手な円生の良さが際立つ。
「真景累ヶ淵」は全8エピソード、ＣＤ八枚に渡る大長編である。小石川小日向服部坂に住む旗本、深見新左衛門が金貸しの宗悦を誤って切り殺してしまったことに始まり、その呪いと因果が深見の息子の新五郎、宗悦の娘の豊志賀とお園、さらにはその周囲の者にまで及んで行く。
特に第三話「豊志賀の死」で、顔半分が爛れてしまった豊志賀が情夫に取り縋る場面は悲壮でありながらもゾーっと鳥肌が立つ。


姫路城には播州皿屋敷の舞台となったお菊の井戸がある。

本日は12月公演の製作会議があった。
その席でタイチ君に訥訥と説教されてしまった。
「自分のスケジュール管理してないでしょ！しなきゃ駄目だよ、もう大人なんだから！」
タイチくんは、自分はなにひとつマトモにはできないのだとダメダメ人間だ、とブログで断言しているが、少なくとも私には説教できる立場なのだ。
スケジュール管理か…苦手分野だなぁ…。
とりあえず「手帳を携帯すること」「カレンダーを寝室の目に付くところに張ること」を約束させられてしまった。30過ぎの大人になってそんなことを約束させられるなんて子供の頃は思いもしなったなぁ…。
そういえば子供の頃から連絡帳にはラクガキしかしていなかったなぁ…。


伊勢おかげ横丁にある唯一の銀行。税込みってこと？

旅の記述が長すぎて5000字以内に別けなければならないそうだ。なので旅行中の記述は一日にふたつ以上記述がある場合がある。この所、一晩に五千字以上も書いているということか。
本当ならそろそろ12月の台本を書いてもいい頃である。でも、とてもじゃないがこの旅のレポートを書き終えるまで先に進む気にはなれない！


砂丘に沈む夕日。

それにしても、東京の夏は異常だと思っていたけれど、西日本のそれに比べると屁みたいなものだな。特に鳥取、赤穂、そして法隆寺は地獄だった。カミさんの皮膚は爛れ、現在は後遺症として吹き出物が吹き出まくっている。
隣に住むおばあちゃんが「今年の夏は涼しくて冷房がいらなかった」と言っていたが本当か？私たちはその頃、激戦区にいたぞ！
でもこちらは停電で大変だったとか？皆さんは大丈夫でしたか？


伊勢の五十鈴川で禊（みそぎ）をする人々。神武天皇か？

旅のブログ記述に追われる日々。だんだん記述量が増えて行っていっこうに終わらない！仕事から戻って遅くまで書いていても内容は膨れるばかり。この日がこんなに盛り上がっていて次の日が簡素だと、面白くなかったんじゃないかって思われそうで手が抜けない。今回行ったところ、どこもものすっごく面白かったのだ！
その情熱が少しでも伝わっているのかしらん？


法隆寺に咲いていた美しい蓮の花。

紹介しよう。今回の旅で購入したご朱印張である。



右から興福寺南円堂、興福寺一言観音、春日大社、東大寺、法隆寺…


…中宮寺、熊野那智大社、青願渡寺、那智の滝…


…熊野速玉大社、熊野本宮大社、伊勢神宮内宮、伊勢神宮下宮、猿田彦神社。

別口で出雲大社のものもある。
それぞれ味や温度差があって面白いご朱印。これからも集めるぞ！

旅の記述が思わぬほど時間を喰ってしまった！現在、実は9月11日である！つまり三週間ほど記述が空いてしまった。
ブログ正常化のためにしばらく記述を簡素化するのでどうかご容赦下さい！

今まで掲載し切れなかった旅の写真など公開しようと思います。新ジャンル「写真展」を設定しました。内容がノンジャンルの場合、気に入った写真をアップしたらここにカテゴライズします（内容が他にカテゴライズされる場合はそちらになります）。


出雲に向かう時、車窓から見えた宍道湖。汽水域としては、日本最大。シジミが有名。