異極鉱
白い部分が異極鉱
ぶどう状、層状に見られる。 (富山県神岡鉱山の産)
白いぶどう状の結晶や層状に連なっているのが異極鉱です。茶褐色に見える部分は赤鉄鉱だと思われます。
名前に気を引かれて入手にしましたが、「異極鉱」ってどういう意味なんだろうと思って調べてみると、柱状結晶の両端の形状が異なっているということなんだそうです。
例えば、結晶の先端が平らなもの、もう一方の端がピラミッド状に尖がっているというぐあいに。このような結晶を異極晶といい、異極鉱はその代表的な鉱物なのです。
他に、トルマリン(電気石)や硫カドミウム鉱などもこのような現象を示すそうです。
異極鉱の化学組成は、ZnSi2O7(OH)H2Oです。この組成から、水を含む亜鉛の珪酸塩鉱物ということがよく分かります。
鉱物図鑑などを見ると、無色透明の薄板状結晶の球状集合体として、あるいは青いぶどう状の美しい結晶などが見られます。美しいものは宝飾品に利用されるようです。
ところで、サンプルの異極鉱は、富山県の神岡鉱山のもので、このようなものをたくさん拾えるズリがあるそうです。
別の側面から写したものです

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