手に取りやすい場所にあったから、という理由でこの前買った「ベン・トー」を「メグとセロン」を読む前に読み終わってしまった。
面白かったですよ
スーパーの半額弁当を手に入れるために命を懸ける奴らの物語。
いや、命を懸けるってのは言い過ぎですが…そう言いたくなる熱さがある。
一番最初の始まりを一文で要約すると、
たまたまスーパーの弁当売り場を訪れた主人公は訳の分からないうちに吹き飛ばされたのがキッカケで「氷結の魔女」の二つ名を持つ先輩と出会い、半ば強引に「HP(ハーフプライサー)同好会」に入会させられる。
といった所でしょうか。出た!馬鹿ワード!
どこからこんな発想が生まれてくるんだろうなぁ
しかもこの馬鹿系コメディ小説を「黄色い花の紅」「バニラ」のアサウラ先生が書いてるんだもんなぁ。
わりと殺伐としたアクションを書いていた(1作目の主人公はヤクザの娘、2作目は連続殺人犯の少女ですよ?)のからは想像できない転換。
でも、さすがそういうのが書ける人なんですよ
弁当を巡る攻防戦は熱いし、スピード感がある。
まあ、こんなん普通に傷害じゃないかと思う自分もどこかにいるわけですが
フィクションは楽しまなければ損ですよね
そしてやはり弁当を美味しそうに書いているのも評価高いです
スーパーの弁当が食べたくなりました。
むしろスーパーの弁当が半額になるのを待ちたくなりました。
あんまりこんな事を言うと料理を作ってくれる親には悪いのですが
自分は弁当など食品系の既製品がわりと全般的に好きなので、
ただ食べたいだけなのかもしれませんが。
うん、今度何か弁当を買おう。
今日のドリア
普段の行動圏のココイチにカレードリアが無かったので

電車に乗って食べに行ってきました。
ベン・トーの世界とは違う道を確実に歩んでるなあ…
美味しかったです、が量がちょっと物足りないですね。
わざわざ交通費を400円弱使うのはどうかと思うので
取り扱い店舗がもっと広まってくれるといいのですが……
って、もうほとんど食べないだろうしあんまり関係ないか

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