ようやく視聴完了しました。
最高です。スタッフの人、本当にありがとう。
いやもちろん不満な点を挙げたらきりはないですけど…
何と言うか13話で可能な限り原作を活かそうとしてくれているような、
「スタッフ分かってる」と言いたくなるような作品でした。(←何様)
以下、アニメと原作4巻までの
ネタバレ注意
時系列は大筋では把握しましたが原作で言う1931と1932の時間軸交差が…
・ヴィーノのプロポーズは1931年
・イヴが誘拐されるシーンは1931年
・グスターヴォが屋敷に連れ帰ったシーンからは1932年。抗争はうやむやに?
・ヴィーノNYに到着は1932年
と、おそらくこんな感じです。
たまに入る年号テロップでしか説明されないので気付きにくいですが、
事件の夜は大晦日→新年の境目なんですよね。
…つまり結局ヴィーノは間に合わなかったのかよ!?という話。
そりゃあないぜセニョール。
正直な話、1932編に関しては原作をベースに置いて見た場合、
あまりに面白さが損なわれています。
いやあんな尺で損なうなという方が無理なのは理解できますが…
せめて1932の最後にヴィーノが出てくる構成ならば…
アニメ単体で見れば確かに1932もそこまで悪くないかもしれないんですけどね。
いやヴィーノが「誰を殺せばいい?」と言った時点で
抗争が落ち着いていたんだとすると、それってどうなんだ…
※11/3追記
よく考えたら、ヴィーノが来ると知ったバルトロが慌てて
グスターヴォを生贄に手打ちにしに来た、と考えることは可能ですね。
そもそもバルトロがなぜあのタイミングで登場したのか説明無かったですし…
元々、停戦の交渉のために来たのかも。
だとするとヴィーノが間に合わなかった事に必然性も出てくるのか。
まあ「間に合わなかった」ってのは自分が勝手に言ってるだけなんで
限定エピソードか何かで更に揉め事が起きるのかもしれませんけど。
他にも説明不足と言えるシーンはちょくちょくありますし
たまに見る「原作を超えた!」という意見にはまったく賛同しかねる。
(もちろん超えている部分があることは認めます)
まあ、原作信者に言われても、って感じでしょうけどね(^^;
うーん。
とは言え「DVD限定エピソードで補完されるのでは?」という
可能性がある以上、強弁するわけにもいかないか…
ちくしょうこのアニメ、こういうの多い。
原作既読者にも先が読めないから途中で不満は持ちづらいー。いい事ですが。
ジャグジーの刺青の理由は本当にやって欲しかった…けど、
ひょっとしたらこれも限定エピソードで(ry
過剰に期待しすぎですか、そうですか。
ラストは2001のバカップルで締め。
アニメ化決まった直後から「最後に笑うのは誰だ!?」ってのが
ずっとバッカーノのコピーでしたけど、
最後に笑うのは視聴者でした。まあこの会話も原作の方が(ry
……自分の意見があまり一般的ではない可能性が高い事は
既にここまで読んだ時点でお分かりかとは思いますが
そんな原作原理主義風味な人をここまで喜ばせてるんだから
ラノベ原作のアニメではかなり成功したほうなんじゃないかとか言ってみたり。
もう一度あえて言おう。スタッフありがとう、と!
声優さんもいい感じでしたね。
少し前にドラマCDを聞きなおしたんですが、驚いた。
アニメでキャストと演技がグンと良くなってる。(置鮎ラッドも良かったけど)
DVDが楽しみになってまいりました
回収していない伏線っぽいものリスト
・1話のアイザックが耳を切られるシーン(←これは違うかも)
・食堂車での「ジャグジーに勝たせてあげたい」というバカップルの発言
・ベリアム議員が列車に積み込んだものとは?
・エルマーの願い事の内容
・バルトロがガンドールの所へわざわざ来た理由
・ヴィーノとシャーネとジャグジー達の後日談
これは本当に限定エピソードで何かやってくれる気がする。
というか最後のはほぼ確定ですね。

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