平和さんの所で記事にリンク張ってもらっちゃった
・「
1月発売の「TYPE-MOONエース Vol.2」に成田良悟氏の『FAKE/states night』が掲載?」(
平和の温故知新@はてな)
あんまり過剰反応すると逆に迷惑でしょうけど、
サイト同士の絡みとか慣れてないんです嬉しくてちょっと顔が緩んでしまう。
ありがとうございました。
というわけで(?)ライトノベル感想を書く習慣を取り戻す為にも(頻繁に感想を書いていた時期などあっただろうか…?)今日も少しずつ書きますよ
一応気を使っているつもりですが、多少ネタバレを含みますたぶん。
携帯電話で見ている人は、ネタバレ格納ボタンが機能しないはずなので
特にご注意を。
・「SH@PPLE 1」(竹岡葉月)
男女入れ替わりものの、学園……ラブ…コメ…?
相変わらず自分のジャンル判定眼には自信が無いですが
何となくそんな雰囲気の話。
主人公は男女の双子の、どっちかというと男の子の方。
ずっと前にりぼんで連載していた少女漫画「ミントな僕ら」とか好きでしたし
こういう男女入れ替わりは実はシチュエーションとして
わりと好きな部類だったりするのかもしれない。
まあ、今「ミントな僕ら」を読むと、そのあまりにもありえない展開に、自分これが好きだったのかとちょっと疑問も抱くわけですが…
正直に言いまして、その「ありえねー」な感覚はこの本を読んだ時にも感じはしました。ミントな僕ら程じゃないし、ありえねーな展開イコール面白くないというわけではないですけど、素直に楽しめたらもっと楽しく読めたのかなと思いますね
主人公のキャラに好感は持てるし、女子校パートが好きなんだけど
共学パートもなかったらやっぱ入れ替わりの意味がないしなあ。
正ヒロインと思わしき一駿河蜜もいいキャラしてると思いますよ
1巻だけど引きで終わっててちょっと気になる。まだそこまで巻数も出ていないしサクッと読んでしまいたい気分。どうなっていくんだろう
・「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン 訳:福島正実)
久々にハヤカワ文庫SF。
「たった一つのさえたやり方」以来ですかね。
通算だと4冊目くらいか。
筋金入りのSF好きの人たちの中でもベストオブSFに挙げる人が多い作品というような評判を聞いたので(←正確な表現ではないかもしれませんが)
期待していましたけど、確かに素晴らしかったです。
SFにあまり触れたことが無い人でも楽しめるってのは良いですね。
いかにもSFっぽい(なんて言えるほどSFを知らないけど)ガジェットを話の中心に置きつつも、人間の感情とか関係で魅せてくれるのがポイントなのかな
以下ちょっと内容について触れてます
読み終わってから、読んでる最中に考えていた以上に全てが上手く言っている事に気付いた。やっぱり手に職があるって強いなあとかちょっとずれた事も思ったけど、この主人公の場合は手に職ってレベルじゃないか。凄い。発明とかってもっと子供の頃すごく憧れたよなあ。
未来として描かれている2000年がもう8年前という事に少し何か言葉にしがたい…物悲しさ?みたいなものも感じたけど、調べたらこの作品が書かれたのって1957年なんですね。なんと!1970年代自体が未来の話だったのか。
まあそりゃそうだろうか。ロボットとか普及し始めてるし。
冷凍睡眠かあ……。もし実現しても自分だったら特に意義は感じないですかね
楽しみにしてる本の続きが読めなくなっちゃう
関係ないですがハヤカワ文庫SFの話に戻ると。
「たった一つの〜」はタイトルが他の作品なんかでネタにされる事も多くて、読み終わった4月末以来、読んでおいて良かったと思ったことも既に何度かあります。次は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んでみようかと。
完全にタイトル先行。でもそんな本との出会いがあってもいいですよね
・「イスカリオテ」(三田誠)
一言で言うと、キリスト教ネタで異能バトルな話。
わりと王道を行ってる感があって、主人公がかっこいいです。
カラー口絵に登場人物と断罪衣(イスカリオテ)の紹介があって
スペックとか書いてある。ああいいですねえこのいかにもな雰囲気。
キリスト教、人形(?)ヒロイン、異能的兵装など
どことなく川上稔先生の「境界線上のホライゾン」を思わせると思っていたんですが、読書メーターみてたらやっぱりそういうコメントがありました。
話の性質は大きく違いそうですけどね。
しかしノウェムのスペックが高過ぎる。
やっぱりデレデレっていいよね、みたいな話がしたいわけではないですが
何か過去がありそうで。その辺もいかにもと言えばいかにもだけど、
全体的にありきたりと見る向きもあるかもしれないけど、
きっちりこういう話を書くのって難しいですよねたぶん。
ちなみに読んだけど感想を書いていない本はまだありますが
結局書かなかったからってイコール面白くなかったってわけじゃないので
それだけは誤解しないで下さいと改めて書いておきます

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