日本で全くといっていいほど推理小説は読まなかったが、私がなんとか英語の本を読み進めるにはページをめくりたくなるサスペンスが一番というわけで読んだ本。
1冊目はGone Girl。
なんだこの展開はと毎日楽しみに読んだが最後が好きではなかった。映画にもなり、日本に帰省する飛行機の中で見たがやっぱり最後そこまでするの?!。
2冊目、The Girl on the Train。
これはアル中の女性が主人公で、彼女が大事なところで記憶喪失しているので、その部分をいろいろな登場人物にあれこれ言われあたふたしているのあたり、何を考えているのかわからないGone Girlの主人公より好感が持てる。イギリスが舞台で、電車に乗っている場面ではIpswichやEssexといった同じ地名が出てきたりして、これも楽しく読んだがまた終わり方が好きになれなかった。
3冊目、The Husband's Secret。
オーストラリアの作家の本で舞台はオーストラリアなのだが、Husbandがニューヨークへ出張するところから話が始まる。タイトルがタイトルだけにジェーソンがときどき「その本どお?」と聞いてきたが、秘密を持っていたのはhusbandだけではなく、登場するほぼすべての大人になにかある。そしてこれもしっくりこないエンディングだったが3冊の中ではまだ納得のいく方か。
そして今は同じオーストラリア作家のBig Little Lie
日本でいうと幼稚園の年長さんたち親子が何組か登場する。去年娘がその年だったので、国は違えど学校のことなどよく似ていて興味があったのと前作がよかったので2作目に挑戦。
この4冊、図書館にある月刊誌で紹介されておりおもしろそうだったので読んでみたが、知らない単語は全部すっ飛ばし。サスペンスだから単語をいちいち調べているとハラハラ感が低下すると言い訳しつつ、とにかく読み進めればいいやといつも自分へプレッシャーを避けるので当然のごとく10年たってもなかなか英語が上達しない。会話も読書も想像あるのみという段階からは抜けつつあるが、まだまだ想像力のお世話になっているのは変わらない。

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