子供と図書館に行くと昔読んだ懐かしい絵本を手にとって見てみる
NARWHAL!
いつ見てもカワイイ
普段ワッフルしか食べないのにピーナッツバタークッキーを食べてみる話
日本のカワイー絵に比べるとこっちのは少々怖い感のある絵が多い
続いて
Sara Varonさんの本でchicken and cat
都会のネズミと田舎のネズミの現代アメリカ版なお話(字なし)
その昔、娘に英語の本を読んでと言われると
わからない単語は
これ読み方わからんわと言って飛ばすか
適当にこんな感じかなって読んでいた
ズボラな私もさすがにこんな読み聞かせあり?と思っていたが
今彼女の読んでいる分厚い英語の本を見ると
あれでも大丈夫だったのかもしれない
ではなく
学校や私以外の英語を喋る皆様の多大なるおかげあってのこと
テキトーにやり過ごしてきた私は
昨日の母の日もカードを書くのに四苦八苦
後で見てもショボい内容に一体どれだけ時間を消費したことか
読み聞かせの大事さをいろんなところで目にしたり耳にしたりするが
ありがたーいことにイプスウィッチでは
幼稚園の子供を対象に町の図書館で毎週読み聞かせがある
お話を聞いてその後みんなが思ったことを言って
その内容に即したクラフトをするというとても充実したプログラム
小学生にあがるとブッククラブに参加できる
毎週一冊の本を少しずつ読んで感想を言ったり残りの時間でクラフトをしたりする
小さい町だから集まる子供はみんな顔見知りで図書館の人も大抵の子の名前を知ってる
だから一人で図書館にいるとき
「最近あなたんちの子供見ないわね。」などと言われると
先生に叱られている気分で「はい、スミマセン…。」という
妙な罪悪感にかられると他の友達も同じことを言っているが
それだけ気に掛けてもらっているということ
感謝…
私は子供の頃本を読むのが得意ではなかった
むしろ苦痛
小学校の時
同じクラスの男の子が図書館でたまたま隣にいた私に
「この本すごくいいから読んだ方がいいよ。」
と手渡してくれたのがなんと
「硫黄島の戦い」
という本だった
忘れもしない2年生
同い年でこんな難しい本読んでんの…!?と仰天
タイトルを見ただけで後ずさりしそうだったが
「あ、ありがとう…。」と受け取った
がそこまで
その彼は今大学の教授をしていると同窓会の時に聞いた
そして読まなかった私は
今でこそ三度の飯より本だが
国語ができないと算数でも問題の意味がわからなくなる
と言われた通り
まるで誘導尋問にかかったかのように算数もその後の数学もサッパリだった
ついでに言うと高校英語も一番下のクラスでさらに最下位争いをしていたのに
なにをどう間違ったか今アメリカに住んでいる
学生時代の話を持ち出すのもおこがましいくらい遠い昔だが
ジンセー後からどうにでもなる
もんだ
その時でないと取り返しの効かないこともあるにはあるが
まあいっか
と言ってしまえることが実はほとんどだったという気がする

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