2005/8/31
↑ 夏の終わりの海岸にて
以前住んでいたアパートは目の前が海だった。
アパートの敷地と砂浜の間にはコンクリート塀だけ。
塀を乗り越えれば、海までゼロ分。
引っ越したばかりの頃は、感動のあまり
毎日、波打ち際をうろうろした。
ひとけのない海岸だけに、車で砂浜に乗り入れる人たちがいる。
砂浜を車で走るのって気分いいんだろうなあ。
僕も走ってみたい。
けれど、僕の愛車は四駆じゃなかった。
ひとり砂浜でスタックしたら、どうもならない。
ジャフを呼んで冷たい眼で見られるのもいやだ。
ああ羨ましい。
そんな僕に朗報が。
能登半島の千里浜ならば、砂浜を走れるという。
↓千里浜ドライブウェー 車がいなかった
楽しかった。
窓を全開にして海風を受ける。
砂浜が圧縮されているのか、全然凹凸なし。
観光バス(小型)まで走ってた。
日本海、と聞くと
どすぐろい海面、岩場に荒波がざっぱーん
のイメージがあるかも知れないけど、それは冬。
春から秋の海は青緑色に輝いて、それはそれは美しい。
太平洋より綺麗かと思うぐらい。
砂浜だったら海水浴だってできる。
高速でいっきに行くのもいいけれど、
下の道をゆっくり、海岸線に沿ってうねうね走るのも楽しい。
ここの生活ってどんなだろう、と思う。
僕にとっては一瞬だけど、
誰かにとっては一生かもしれない世界を通り抜けてく。
また出かけたくなった。

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2005/8/30
↑ ヒラタブンブク(ウニ綱ブンブク目ヒラタブンブク科)
先日、海岸での貝ではない収集物を話題にしたけれど、
その第2弾。
ウニの1種です。僕のコレクションでは3.5cmと小さめ。
薄い紙で出来ているように軽く、
簡単に壊れてしまう。
背中(?)の繊細な模様がカシパンに似ている。
最初に拾ったときの感想は、
なんかエイリアンみたいでイヤだな、だった。
夜中に走り出したらどうしようか。
生きている状態が想像つかなかったので、
ネットで探したら、亀の子ダワシのようなお姿。
海中でお会いしても触りたくない、、、。
この写真は「ヒラタブンプク」だが、
「ブンブクチャガマ」というもっと丸いものもいる。
ブンブク?
この名前は、おそらく
民話の「分福茶釜」からきてるんだろう。
生きている姿が半円形の亀の子ダワシのようだから、
タヌキが化けたという
毛の生えた茶釜をイメージしてるんだろうか(適当)。
それにしても、僕の仮説が正しいなら、
分類のブンプク目、というのがひっかかる。
略するにしてもチャガマ目としてもよさそう。
、、、どっちでもいいですか。

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