2006/8/31

暗い気持ちにさせる人がいる。
苦手な人が何人かいて、
なるべく接触を避けているんだけど、
避けられない日もあって、
それが今日だった。
なるべく避けたい人のひとり、Aさん(女性)は言う。
海は好き?きらい、あ、そう。
海に言ったんだけど、
最近の傾向って知ってる?
みんなビキニなのよ、嫌になっちゃう。
30も過ぎるといろいろあるから困るわ。
勘弁しろよ、と思う。
ほんとに海が好きなら、
ワンピースでもショートパンツでも
ザブザブ泳いだらいいじゃん。
目鼻も分からないほど日焼けしてこい。
何歳かも分からないよ。
、、、とは言えない。
笑いながら黙って聞いている。
この人は何事につけても自虐的だ。
しかも話相手を自虐仲間と見なして話しかける。
あなたもでしょ、とふられても、
楽しくない。
年齢を気にするのは分かる。
僕だって、年をとるのは愉快じゃないし、
不安でもある。
でも、年齢に伴う自制をしつつ、
したいことはすればいいじゃん。
経験値が多いのって悪くないよ。
それは一種の余裕でもあるわけで。
生ある限り、明日は必ずやってくる。
時間が止まらないんだったら、
僕は人生の明るい側面を探しながら、歩きたい。
海がだめなら、山に行こうぜ。
山って平均年齢が高いみたいだよ?

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2006/8/29

スクランブル交差点がなくなった。
スクランブル交差点と聞いて、
僕が頭に思い浮かべるのは渋谷駅前か数寄屋橋。
新宿もあったな。
信号が変わると同時に、群集が移動する。
富山にあるのは意外だった。
西町の交差点がスクランブル方式になったのは昭和49年。
僕はその頃の西町を知らないのでピンと来ないけれど、
当時は周辺商店街がとても賑わっていたらしい。
しかし、郊外の大型ショッピングモールの出現で、
商店街から人影が消えた。
スクランブル方式は人に優しい交差点。
人が少ないなら、スクランブルの必要はないのでは。
車の信号待ちは長く、苦情もあったそうだ。
かくして、
スクランブル交差点は、先週の木曜日に廃止された。
車の待ち時間が3分の2に短縮されるらしい。
西町近くへ出た際、わざわざ交差点を通ってみた。
確かに、斜めに走っていた横断歩道は消されている。
ああ、ほんとだ。
それが僕に身近なものではなくても、なくなるのは寂しい。
西町では新しいビルが2つ建設中。
新しいものが町に馴染むのにどのくらいかかるだろう。
もう一度この町に賑わいが戻るだろうか。
そうしたら、またスクランブル交差点に戻るかな。
町が元気になるといいなぁ、と思う。

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