晴れはれ日記
今日もどこかで暮らしてる。
ごあいさつ
「
雪吊りラブ
」を
@nifty:デイリーポータルZ
のお題DE道場(2010年2月26日号)に載せていただきました!ありがとうございます。よろしければ、前回採用の「
トロッコで行こう!
」「
バス停をめぐる冒険 挫折篇
」「
スズメのおふろ
」「
アルミを溶かそう
」「
雪を飲む
」「
50%を目指す
」「
路面電車を追いかけて
」もごらんください。
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2012/7/2
「さよなら、富山」
全体
先月、富山を離れました。
転勤は急だった。
引っ越す前に
もう一度行きたい場所は
たくさんあったが、時間は飛ぶように過ぎた。
引越しの日は、
富山を離れるのが惜しいくらい、
それはそれは美しい、晴れた日で。
「富山って、いいとこだったね」
山に、水、木に風、すれ違う人、
目に映るすべてのものが、僕に話かけてくるようで、
ほんと、感無量だった。
すべての荷物を運び出した部屋で、
不動産屋を待ちながら、
家人と握手をし、タイマーで記念撮影をした。
がんばったよな、僕たち。
東京に帰るのは電車にした。
すごく晴れていたけれど、
立山のてっぺんは雲の中。
車窓に顔を押し付けて、
風にそよぐ水田とかすむ日本海を見つめる。
大好きだったドライブコースが見える。
この川の河口を海沿いに走るのがいいんだ。
僕のポケットには、空のキーケース。
不動産屋にマンションのキーを返して、
車の運搬業者に車のキーを渡す。
ポケットに鍵のひとつもないなんて、
身軽過ぎて怖いくらいだ。
今なら後も残さず、
世界からひゅるんと消えてしまえるかも。
「これ、1切れあげる」
僕の感傷など知るよしもなく、
隣の座席で、富山名物ますのすしを食べる家人。
うまい、うまいと、
鱒のすしを5切れ、腹におさめ、
最後の1切れを僕にくれた。
この人は、いつも地に足がついていて、
僕は、それがとても好きだ。
「ありがとう」
この人だけが、
僕と世界をつないでいる気がする。
再び来る日はあるのかなぁ。
さよなら、富山。
ありがとう。
6
投稿者: かえる
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