2016/3/11

2月のことですが、
小田原に梅を見に行きました。
例によって、出足の遅い2人組であったため、
梅林に足を踏み入れたのは、夕方に近い時間でした。
昼間はおそらく
地元の太鼓や小学生の踊りで賑わったらしい梅林も
いまや車も人影も少なく、出店もすべて店じまい。
小鳥たちもねぐらに向かったのか、
静かに梅の香りが漂っていました。
美しい花の季節ではありますが、
ついつい、鬱々してしまう自分がおります。
うっかりすると、
いま生きていることへの感謝の気持ちが薄れてしまう。
5年経っても、この日には改めて思います。
生あることは有難いと。
ご遺族の皆様にいつか笑顔が戻りますように。
亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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