釣り人たるもの。
自分のロッドの限界点
『どれくらいの魚と戦えるのか?』って素朴な疑問でありながらもワクワク妄想する時があると思う。
実際僕もそう。
「このロッドの限界って???」
ZENAQ・
MUTHOS 110HHのベンディングカーブを眺めながら、いつ遭遇するやもしれぬ巨大魚との戦いを夢見ている。
まあ近郊でファイトする魚では、めったやたらにそんな巨魚に出くわすことなんて…
決して無いとは言えないが、確立からするとヤハリ低くなるのが現状である。
昨年、日本最後の秘境と呼ばれる
「トカラ列島」へ釣行した。
釣れる魚の大きさが選べない「トカラ列島」
2キロの魚も居れば、80キロにもなる魚も居る。
ドキドキしながらも恐る恐るMUTHOSを振る。
答えはすぐに出た。
キャストしたルアーに飛びついてきたのが「サメ」
体長は2mを超え、体重は40キロ近いとも言われた魚(?)である。
遊泳スピードよりもトルクに優れ右へ左へと暴走するサメ
コッチも負けじと応戦する。
内心…
「ロッドが折れるか?相手がくたばるか?」的な…
「ロッドが折れても獲物は逃がさん!!」的な…
かな〜り強引なファイト!!
ロッドは「つ」の字を描き「もうこれ以上は曲がれませ〜ん」とばかりの曲線を描く。
しかし耐える!耐えてるっ!!
しかもロッドが曲がってくれるので体への負担は軽い!
MUTHOSシリーズ最強のブルーランナーロッド110Hのプレッシャーに流石のサメもギブアップ!
同行していた友人達のサポートもあり、堤防に引きずり上げ記念写真を撮った。。
この日以来、
僕のこのロッドに対する一応の「限界点」が判った。
とりあえず40キロのサメはOK!
(掛けた場所にもよりますケド)
最近では周囲からも「サメロッド」なんて言われているが
「どれくらいのヤツまで大丈夫なんですかぁ?」
の問いには容易に答えることができるわけである。。

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