==酔いどれ夫婦==
N夫婦は、時々Irish pubに行く。残念ながら日本であるが。
ビールには、発酵が落ち着いた時に酵母が沈む下面発酵のlager(ラガー;貯蔵庫)と、酵母が浮く上面発酵のale(エール)がよく知られる。aleもいろいろあるのだが、日本で飲めるのはkeg ale (ケグ)である。real ale(Cask conditionで作ったale)は物理的にも価格的にも飲めないだろう。現状国内で飲めるクリーミーな感じのaleはkeg、である。でも贅沢は言わない、あのクリーミーさで今は満足。
Cask condition(樽内熟成)とkegの違いは、Caskは発酵で出てくるガスをそのまま利用して、ポンプ方式で減圧してカウンターに出される仕組みで汲み上げられる(Draftされる)。一方、kegは小さな樽(keg)から注入のときに炭酸ガスと窒素ガスの混合ガスが3対7の割合で混入され、ガス圧でカウンターまで押し出され、それが溶け出し、独特のクリーミーな泡になる仕組み。どっちもクリーミーな味わいにはなる。日本ではkegが妥協点。Cellerman(セラーマン;ビールの熟成度合いを見る専門職)が、飲み頃かどうかを判断して飲める究極の=本来のaleがcask conditionだ。ま、これは本場欧州にいって飲むほか無い。
またKILKENNY(キルケニー)が飲みたくなってきた。明日の晩は、酔いどれようかな。
<東京で行く店>
>The Inishmore(東京・恵比寿)
http://www.inishmore.jp/
>The Shamrock(東京・吉祥寺)
http://www.shamrock-no1.co.jp/
<大阪でいく店>
<テンプルバー THE TEMPLE BAR>
・住所:大阪市大阪市北区曾根崎2−8−26
・電話:06-6366-8851
<The Blarney Stone>
・大阪市北区曽根崎2-10-15 曽根崎センタービル6F
・電話: 06-6364-2001
<このPegeを見るとaleが飲みたくなる。>
http://www.geocities.jp/terryspub/contents.htm

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