昨日に引き続き白石湖の攻め方を説明する。
白石湖で竿を出した事のある方は、筏、カセがよく動き、ポイントがズレると認識されていることと思う。
私の場合1人で竿を出す時には必ず筏、カセのセンターに釣り座を構える。2人で乗る時にはお互い背中合わせでセンターに釣り座を取るようにし、どちらに動いても対応出来るようにする。(2人が同じ方向に並んで竿を出す事はない。)
この釣り場で最大のポイントとなるのはダンゴの量と打ち方で、これが釣果を左右する。この時期の白石湖では一般的に少な目のダンゴで釣りをする傾向が強いようだが、私の考えは正反対。もちろん釣り始めのキビレ狙いはボケやアケミ、カキの上撒き程度で、約1時間は竿を出すことが多いのだが、それ以後は普段以上にダンゴを打ちポイントを作ることに徹する。キビレ狙いが終わればダンゴ釣りを中心に釣りを組み立てる。その時は筏、カセが動けば動いた所にポイントが出来るぐらいダンゴを打ち、また動けば、またそこにポイントが出来るぐらいのダンゴを打ち込む。その時に注意していることは左右には2ヶ所程度で打つが、前方と竿下には多目に打つ。特に風が強く吹いている時、風向きが変わる時には、縦に帯びが出来るように上撒きも行う。そうして釣り座が風などで影響を受けて移動すれば追加のダンゴでポイントを立て直し、その濁りで自分がどちらの方向に動いているかを把握する。(潮流が早い釣り場ではないので山立てと合わせて確認する。)また風向きが変わったりで筏などの位置が変わればそこをポイントにするようにダンゴを打つ。
明日につづく

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