ネットの情報を見ていると、欠陥住宅に関する記事が多数目につきます。
最近は以前に比べると、その数は減ってきたとも聞きますが、それでも多いですよね。
にほんブログ村の施主ブログでも、トラブルについての記事が多いですね。
中には、契約解除や訴訟に至るものまであります。
施工をした業者も様々で、地場の工務店から大手ハウスメーカーが手がけるものまで
大手ハウスメーカーに依頼した施主のほとんどは、大手ハウスメーカーなら大丈夫と思って依頼したことでしょう。
なのに何故、こうも沢山の欠陥工事が起きるのでしょうか?
まず、施主が知っておくべきことは、大手ハウスメーカーの家でも実際に施工するのは、地場の工務店や職人さんだということです。
大手ハウスメーカーは、企画した住宅という商品を販売し、工事の進行を管理する、言わば家づくりのプロデューサー的存在です。
(工務店も規模が大きくなれば同じようなものですが、)
大手ハウスメーカーの中でも、特に欠陥工事が目立つのが、施工を下請けの工務店に任せているケースです。
本体工事の耐震性にまで影響を及ぼす深刻な事例は、軽量鉄骨造よりも木造の方に多く見受けられるようです。
施主としては、選定の対象となるハウスメーカーが、その地域で施工にどの業者を使っているかを確認することが必要だと思います。
ハウスメーカーがどんなに立派な会社で、商品がどんなに優れた住宅でも、施工が誤っていれば欠陥住宅の完成です。
私がハウスメーカー選びで最後までヤマサハウスと迷ったのが三井ホーム
三井ホームのデザイン、性能は申し分ありませんでしたが、気になることと言えば、ネットで見ていた三井ホームの欠陥住宅でした。
もう3年前の話になります。今ではそのサイトは削除されたのか見ることができないようですが、、、
私は、その心配を三井ホームの営業さんにぶつけてみました。
すると、その営業さんもネットの情報は把握していて、次のように説明してくれました。
「三井ホームの施工の形態にも何種類かあって、問題になるのは施工を地場の工務店に下請けさせている場合です。
当社は、三井ホーム(株)の子会社で三井ホーム鹿児島(株)といいます。
施工は当社が直接、契約している職人が行っています。
職人には、当社が研修を行い、技術を習得してもらっていますので、そのような事態を招くことはまず、ありません。」
その説明を聞いて安心したわけですが、そこで、大手ハウスメーカーと言っても実際に施工するのが誰なのか、そこを確認しなければ安心できないんだなぁと思い知ったわけです。
他のハウスメーカーでも欠陥住宅の記事はありますよ。
パナホームの木造住宅です。
→
パナホームの欠陥住宅
パナホームは、よほど欠陥住宅に参ったのか、その後、木造住宅から手を引いていましたが、また、木造の新商品を開発中とか
大手ハウスメーカーに対しても木造住宅のニーズが多いという証なんでしょうが、今度、木造住宅を売り出すときには、施工ミスが起きないようなシステムを構築して乗り出すことでしょう。
ダイワハウスに関しては、軽量鉄骨造の例ですが、あまりにも有名になってしまったサイトを紹介だけしておきます。
→ 《サイト管理人さんの希望によりリンクを外しました。ご了承ください。》
以下は、現在ブログ村のランキングに参加しているブログで、欠陥住宅や契約解消に至った施主の方のブログです。
新日鉄グループで建てた家!!!欠陥住宅北九州版
注文していない注文住宅
おとだ家のおうち
請負契約を締結するに当たっては、実際に施工する業者はどこなのかを聞き、それは本当に信頼できる業者なのかという点まで確認したいところです。
でも、それはなかなか難しいですよね。
であれば、もし、施工ミスが見つかった時には、どのような対応をしてくれるのか。
そこまでは、はっきり聞いておきたいものです。
「当社の施工は間違いありませんから、ご安心ください。」
そんなことを言われても何の確証もありません。
当方が施工ミスだと判断した場合には、必ず補修してくれますか?
建物の強度に影響を及ぼすようなミスは施工のやり直しをやってもらえますか?
そのくらいは確認をとって契約したいものです。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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