こんにちは、台風が過ぎて幾分しのぎやすくなっていますが、暑さはこれからが本番
皆さん、いかがお過ごしですか?
暑い日が続くと鹿児島の人が行きたくなるのが、指宿市は開聞にある唐船峡そうめん流しです。
皆さんの地方では、流しそうめんのそうめんは流れて来ますか?
それともクルクル回っていますか?
鹿児島県内には約20カ所のそうめん流しが営業をしていますが、その全てがクルクル回る言わば「回しソーメン」です。
唐船峡には、指宿市営(旧開聞町営)のほか、民間のお店が長寿庵と鱒乃家の2店舗営業していますが、私達がゴールデンウイークに行ったのは、指宿市営のそうめん流し
ホームページはこちら →
http://www.city.ibusuki.lg.jp/modules/content016/index.php?id=21
「市営のそうめん流し?」ってびっくりされるかもしれませんが、ここで使われている「そうめん流し機」は、旧開聞町の町長さんが発明し、特許を取ったもので、町営で営業を始めたのが起源なんです。
今では、唐船峡そうめん流しは、鹿児島の人なら誰でもが知っている涼感溢れるグルメスポットとなっています。
県内に数あるそうめん流しの中でも一番人気は、ここ唐船峡
その魅力は、自然の地形を利用したロケーションと、天然の冷たい湧き水でそうめんを回すという清涼感です。
唐船峡の湧水は、環境省の「平成の名水百選」にも選ばれたほど澄んだ水です。
その水を高低差を利用した圧力で回転させます。
この回転式のそうめん流しが、子供に限らず、大人でも初めてご覧になる方には大変、好評です。
そうめん流し機が沢山設置された店内には、水路が巡らされて、鯉が沢山、泳いでいます。
子供たちは、その鯉に残った麺などを食べさせるんですが、これも楽しみのひとつになっています。
ところで、竹樋を使って流すのものを「流しそうめん」、回転式のものを「そうめん流し」というようですが、九州や関西方面には、回転式の「そうめん流し」もありますが、その他の地域では、竹樋を利用した「流しそうめん」が一般的なのではないでしょうか?
鹿児島で育った私にとって、そうめん流しと言えば、回転式が当たり前です。
なので、私は、竹樋の「流しそうめん」なんて、今ではイベント的に行うものが残っているだけなんだろうと思っていました。
そう、磯庭園で行われる「曲水の宴」なみに、
それが、生まれて初めて、宮崎の高千穂峡で竹樋の「流しそうめん」を見た時には度肝を抜かれました。
店員さんの「流しま〜す。」という声に合わせて、お客さんが箸を持って待ち構えています。
なんとまぁ、不経済なことやってんだろ!
しかし、あのスリル感は楽しいかもしれない。
そう、思いながらそうめんの行方を見守ったものでした。
(なんでも高千穂峡は「流しそうめん発祥の地」だとか。)
でもやっぱり、そうめんは回ってなくちゃ!
ということで鹿児島の家庭には必ずこれが1台はあります。
というのは嘘です。
我が家でも、私が「これ買おうよ。」と提案したんですが、7歳の長男に「家で食べるそうめんは回ってなくてもいいよね。」と諭されました。
なかなか大人びた意見だ!しかし、お父さんとしては残念
やっぱり、この家庭用のそうめん流し機だって絶賛している方いますよ。
っていうか、唐船峡そうめん流しのレポートが詳細に報告されていますので、興味のある方は参考にどうぞ
→
流し素麺の聖地・唐船峡巡礼
でもやっぱり、指宿は遠いなぁといわれる方にはこちらをどうぞ
実際に唐船峡の鱒乃家さんで使われている麺つゆ
鹿児島の味付けは元々甘いんですが、鱒乃家さんのつゆはこれにはちみつ入りで、県外の方にはかなり甘く感じられるかもしれません。
一方、こちらは実際に唐船峡で使われているわけではありませんが、鹿児島で一番売れている唐船峡食品の麺つゆ
我が家では、夏休み期間中にもう1回、唐船峡へ行こうと思ってます。
【参考記事】
海が割れ、歩いて渡る知林ヶ島(指宿市)
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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