我が家の24時間換気はダッチマンの第3種換気
先日、タタミから虫が出てきたのを発端に、和室の床下地合板にカビが発生しているのが見つかりましたが、その原因として指摘されたのが24時間換気の換気量不足でした。
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24時間換気の給気口はどれ位開けるべきか?畳のカビ対策編
対策として講じたのが、
1 24時間換気本体の風量を「弱」から「中」へアップ
2 各居室の壁にある給気口の開き具合を「全開」に近くする。
これで、計画どおりの2時間に1回の換気が確保されるはずです。
(24時間換気本体の最適な風量は、各家屋で異なります。我が家と同じヤマサハウスで建築された方で「微弱」が最適という方もいらっしゃいました。)
でも、これから寒くなっていくと、これでは冷たい外気の流入が気になるんですよね。
そこで、本体の風量を「弱」に戻して、換気量が不足するものかどうかチェックしてみました。
そのチェック方法は、昆 寛さんのブログ「俺の家は高性能」で紹介されていたティッシュを使って試してみる方法です。
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素人でもできる換気(吸気)量の簡単チェック方法
これは、リビング天井にある排気グリル
これにティッシュを当ててみます。
ティッシュはグリルに吸い付いて落ちてきません。
これでティッシュが落ちるようだと換気不足ですが、落ちてこなければ、とりあえず24時間換気本体側の換気能力は、足りていると考えていいでしょう。
注意しなければいけないのは、気密性の低い家屋では、排気グリルからは十分な排気があっても、壁の給気口からは新鮮な外気が取り込まれていないケースがあるということです。
C値2.0程度の家屋なら、冬場、室温と外気温の差が20℃、風速6mの状況で、2階の居室では外気が全く取り込まれず、1階の居室で暖められ汚れた空気が供給されるだけという事態が起こりえます。
冬場でも0.5回/時間の換気を確保するためには、C値1.0以下の気密性が必要です。
さて、壁の給気口からの空気流入量をどのようにしてチェックすればいいんでしょうか?
それは、今後の研究課題ですが、とりあえずは、秋の現時点での給気量を手の感触で覚えておきましょう。
冬場になって、給気量が極端に減るようだと問題ありということになります。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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