皆さん、こんにちは
学校は夏休みに入りましたが、今回は、鹿児島の意外と知られていない穴場の観光地の紹介をしますね。
皆さんは、海が割れて、そこを歩いて渡ると聞けば、何を連想されますか?
モーゼの十戒ですか?それとも大魔神?(ちょっと古すぎ)
まぁ、ほとんどの方は、天童よしみさんの珍島物語でしょうね。
「海が割れるのよ。道ができるのよ。」
この歌詞のとおり、韓国の珍島では、年に1回、5月の大潮の日に島と島とがつながるんだそうです。
この海割れ現象を日本でも見られる所が出来ます。
それが鹿児島県は指宿市にある知林ヶ島です。
知林ヶ島は、指宿の休暇村沖キロにある無人島ですが、大潮から中潮の干潮時には砂洲が現れて陸地とつながります。
写真は、桜の季節に魚見岳から見た知林ヶ島です。
私たち家族が行ったのは、今年のゴールデンウイーク、5月4日でした。
この日は、中潮で砂洲が現れるのは、午後0時から午後3時40分までの約3時間半
砂洲情報は、こちらで入手します。
→
http://www.city.ibusuki.lg.jp/chirin/sasujoho.htm
午後2時頃には、岸側にある休暇村を出発する予定だったんですが、鹿児島市南部の平川で国道の渋滞に巻き込まれ、休暇村に着いたのが、既に午後2時30分
残り時間はわずか1時間しかありません。
これで島まで往復して帰って来れるんでしようか。
私は子供の頃、一度だけ島へ渡ったことがあるんですが、帰りは砂洲が海に浸かり、足首まで濡れながら陸へたどり着いた記憶があります。
当日は曇り空で、暑すぎもせず、歩くには最適な気候です。ゴールデンウイークということもあり、島へ渡ろうとする人、既に島から帰ってきた人でにぎわっていました。
しかし、我が家族はというと、7歳と5歳の子供達は、急いで欲しいという親の気持ちを無視して、貝拾いに夢中でなかなか前へ進みません。
やっと急かして進むと、足場は砂ですから距離の割には非常にハードです。
5歳の子を抱っこして島へ着いたのが、既にタイムリミットに近い午後3時30分
島では「早く帰りましょう。」という鐘が鳴っています。
帰り道、砂洲の幅がだいぶ狭くなってきました。
無事帰ってこれるか心配でしたが、スタート地点まで帰り着いたのは午後4時
後ろを振り返るともう砂洲の一部は海水に浸かっていました。
砂洲情報に記載されている「砂洲が現れている時間帯」のうちに、島からの復路を出発すれば間に合うようですが、甘く見ると付近の潮流は早く、過去には死亡事故も発生していますから、余裕を持った計画が必要です。
大人の足であれば片道20分程度
島には遊歩道もありますが、砂洲を歩くだけでもハードですから。
日差しの強い日には、灼熱の太陽に照らされて、砂は素足では歩けません。スニーカーか割としっかりしたサンダルを履くのがいいと思います。暑さ対策は入念に!
季節的には、やはり5月が最適で8月なら大潮の日に2時間以上砂洲が出現しますが、9月になるとちょっと厳しく、10月から冬の間は島へ渡るのは無理のようです。
駐車場は、休暇村横にあります。休暇村はキャンプ場になっていますので、キャンプと合わせて計画するのもいいと思います。
海が割れて歩いて渡る知林ヶ島、子供達には探検気分の楽しい思い出になると思います。
次回は、指宿へ行ったらおすすめの唐船峡ソーメン流しの紹介です。
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