サラリーマンのための宅建合格指南
1 おすすめの宅建試験テキスト
サラリーマンで、しかも不動産業界とは無縁の私は、勉強する時間も非常に限られる状況の中で、宅建試験合格へ向けて2年間勉強しました。
その結果、合格ラインギリギリでなんとか合格できましたが、今になって思えば、もっと効率的な勉強法さえ知っていれば余裕をもって合格できただろうなという気がします。
これから、家づくりの記事と合わせて、宅建試験の勉強法についても紹介していきたいと思います。
12月末になって、平成23年度試験用のテキストが出揃ってきましたが、その中から個人的におすすめするものを紹介したいと思います。
今回初めて宅建の勉強をされる方は、必ず平成23年度版を購入してください。
毎年、関係法令の改正がありますので最新のものを準備します。
22年度の試験を受験された方は、ご自分が使ったテキストをもう1年使用されても結構ですが、その場合は、平成22年中に改正のあった法令等は十分、把握しておいてください。
予算さえ許せば、気分一新、新しいテキストで勉強されてもいいかと思います。
(1) 勉強の流れ
不動産や民法に全く縁のない方は、かなり苦労されると思いますが、家づくりに関して少しは勉強したという施主の皆さんや、ハウスメーカーにお勤めの皆さんなら週4時間程度の勉強を2月くらいから始められれば十分、合格が狙えると思います。
週4時間の積算は、平日30分×4日、休みの日に2時間程度を想定しています。
私が考える効率的な勉強法とは、
○ 暗記用テキストで勉強すべき分野の概略を把握する。
(このテキストは試験まで常に携帯し、暇があれば暗記ものを覚える。)
↓
○ メインのテキストを流し読みする。
↓
○ 過去問を解きながら、メインテキストで復習する。
↓
○ 8月になったら予想問題集を解いてみる。
↓
○ 試験前1カ月は過去問を繰り返し解く。
特に弱点分野の克服
↓
10月中旬 本試験
↓
12月初旬 合格発表
これで、合格となります。
(2) おすすめのテキスト
勉強法やテキストの詳細な説明は、今後、時間がある時に記事を書きますが、今回はとりあえず準備すべき、暗記用テキストとメインテキストのおすすめを紹介します。
○ 暗記用テキスト
宅建試験にはどうしても暗記しなければならない分野が沢山あります。
そこを重視したテキストに宅建テキストの定番というべき「らくらく宅建塾」があります。
しかし、このテキストだけを完璧に覚えても試験には合格できません。
そこで、メインテキストは別に用意して、「らくらく宅建塾」の凝縮版というべき「まる覚え宅建塾」を初心者の方の入門用+暗記用として使用します。
まる覚え宅建塾(週刊住宅新聞社)
340ページほどの内容ですが、イラストが多用されてボリュームはさほどありませんので、これを2〜3週間でひととり読み切ります。
まだ、ここで暗記する必要はありません。
○ メインテキスト
これを全て理解していこうと思うといくら時間があっても足りません。
メインテキストは最初、流し読みをするだけにとどめます。
過去問を解き始めたら、その解説書として復習に使います。
ですから、とっつきやすい物というよりは、内容の充実したものを選びます。
私は、「パーフェクト宅建」で勉強しました。
この本のおすすめポイントは、過去出題された項目は、○○年出題というように表示されていますので、時間のないサラリーマンにとっては、
・重要ポイントが把握しやすい
・過去問の復習をする際、どの部分を見ればよいかが分かりやすい
という点です。
パーフェクト宅建(住宅新報社)
もう1冊のおすすめは、「U-CANの宅建速習レッスン」です。
パーフェクト宅建よりは、初心者に分かりやすく表などを多用してポイントがまとめられていると思います。
2011年版U-CANの宅建速習レッスン
メインテキストは以上の2冊のうち、いずれかを使用されれば十分だと思います。
過去問については、「パーフェクト宅建過去問10年間」 か、TAC宅建講座の「過去10年本試験問題集」がいいと思いますが、12月現在、TACの発刊が遅れているようですので改めて紹介します。
「パーフェクト宅建過去問10年間」は、パーフェクト宅建のテキストとリンクしていて、解説欄にテキストでの記載項目名が書いてありますので復習に役立ちます。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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