今回は、和室の紹介です。
我が家の和室は、尺モジュールの6帖ですが、その気持ちよさ、空気の清々しさについては、過去の記事
「がんになる家、ならない家」でもお伝えしましたが、仕上げ材についておさらいしてみます。。
我が家は、シンプルなデザインを目指したので、ヤマサハウスにしては珍しい「木の見えない家」なんですが、和室だけはヤマサハウスらしさを出して、真壁造りにしてもらいました。
ということで、杉の柱が見えて、仕上げ材は和紙の壁紙と障子、押入は桐の無垢集成材、畳はい草の普通のものです。
琉球畳には憧れるところですが、子ども達が小さいことを考えて、傷みやすい琉球畳は避けました。(もちろん予算的にも無理がありましたので、、)
床柱はカエデの6寸角
希望したという記憶はないんですが、なぜか、標準より太い6寸になっていました。
ただ、図面には最初からしっかり6寸で記載されていました。
私が夢見ていたスタイリッシュな和室からは、ますます遠ざかってしまいましたが、まぁ、高価な方へのランクアップなので良しとしましょう。
それに親が、私に無断で大きな仏壇を購入したので、長男の私としては、そのための仏間も用意する必要がありました。
さて、結果としてこだわることとなったのが天井です。
和室の天井仕上げについては、種々、センスのいいクロスや竹などの施工例も拝見しましたが、やはり木目が落ち着くなぁということでプリント合板です。
ローコスト系のハウスメーカーでは、プリント合板は難しいというところがありましたので、プリント合板が無理なら、石膏ボードの吉野天井をお願いしようかと思っていましたが、流石に和風住宅を得意とするヤマサハウスは、当然のようにプリント合板でOKでした。
ただ、木目模様に関して、1級建築士の谷川さんとド素人kokkoの間でバトル勃発です。
私は、すっきりみせるために柾目模様を要望しました。
それに対して、谷川さん曰く、
「本格的な和室に柾目天井はありえません。」
営業の植木さんまで、「お父様が柾目の天井を見られたら、なんだこれは!と言われると思いますよ。」
(お父様というのは、お馴染み 昔、大工だった私の父です。)
写真は、吉野石膏の吉野天井、上が柾目で下が板目模様。石膏ボードですが、非常に良くできていて、プリント合板と見分けがつきません。
それまで、モダンなデザインの和室で柾目模様の天井をいくつか見てきた私としては、「へぇ、そんなものなのかなぁ。板目模様やむなしか。」と思っているところに、席を外していた相方が帰ってきました。
それまでの経緯は何も話さず、どちらがいいか聞いてみました。
「板目模様は、なんだか目で見られているような感じがして好きじゃないよ。」
その一言で、柾目模様に決定です。
谷川さんには、素人の我がままを沢山、通していただいて感謝しています。
ちなみに、ヤマサハウスでも最近のモデルハウスには、和室天井に柾目の合板が使われているものがありますが、我が家のこの一件が起因となっています。
というのは、
ウソですが、形式にこだわらず、施主のニーズに柔軟に対応してくださるということでしょう。
ところで、
板目模様のクロスというのがありますが、あれは感心しません。(既に施工された皆さん、ごめんなさい。)
まぁ、私はこんな風に天井仕上げを意識して見ているので、すぐに偽者だと判ってしまうんでしょうが、
そうでなくても、溝になるはずの目地部分が溝になっていないので、なんとなく違和感を覚えると思います。
板目模様のクロスよりは、普通の無地のクロスか布の風合いが出ているクロスを選ばれた方がいいのではないでしょうか?
また、和室が必要かどうかという議論もよくありますが、我が家では、将来、親と同居するケースを想定したことと、和室を応接間として使用することを考えて、どうしても必要ということになりました。
応接間としては、家庭訪問で年に1、2回しかない使わないとしても、十分、利用価値があると思います。
現在は、子供たちがでんぐり返しをして遊んだりしていますので、やっぱりあって良かったと思いますね。
ところで、柾目模様の天井を見た親父ですが、全く反応ありませんでした。
内心は判りませんが、好きなようにやればいいと言うか、自分が施工しないことで、あまり興味がないと言うか、まぁそんな感じです。
今回は、「北海道十勝に家を建てる」の、とかちさんとのやりとりがあったので、和室天井について熱く語ってみました。
→
北海道十勝に家を建てる
今回の記事、参考になったでしょうか?参考になったという方は、ぜひクリック(投票)をお願いします。
家づくりの人気サイトランキングがご覧いただけます。
↓ ↓ ↓
今日のキーワード
和室天井
→
和室天井 の検索結果を見る。
ブログTOPページ INDEXへ →
ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

1