前回の記事で書いたヤマサハウスに関する「非常に残念な事実」とは?
実は、ある方から、ヤマサハウスでは、施工時と竣工時の2回、気密測定を行うとブログに書いてあるのに、施工時の測定が行われていないというコメントが寄せられました。
「まさか!そんなことはないだろう。」
という思いを持ちながら、ヤマサハウスへ確認してみました。
すると、現在は、長期優良住宅などの商品を除き、原則として竣工時1回のみの測定となっているとのこと
その理由は、「施工時の測定を行わなくても、確実にC値1.0㎠/u以下の気密をとることができるから」というものでした。
これは、施主の気持ちを理解していない作り手側の一方的な理屈だと思えてなりません。
ヤマサハウスから見れば、年間百数十棟建築する住宅の中の1棟かもしれませんが、施主から見れば、おそらくは一生に1棟限りのマイホームなんです。
住宅建築の数多い工程の中でも、施工時の気密測定ほど、施主がハラハラドキドキで臨むものはありません。
(全員がそうだとは言いませんが、少なくとも私はそうでした。)
ヤマサハウスの説明によると、施工時の測定を希望される方には、3万円程度の費用を負担していただいて測定しているとのこと
ガンにも負けずのブログを読んで、ヤマサハウスの性能の高さを知って契約してくれた方に、気密測定を希望するなら3万円払え!ってそれはないでしょう。
測定を他の会社へ委託しているならいざ知らず、自社測定ですよね?
松下孝建設は、施工時の目標がC値0.4㎠/u以下と聞いています。
C値で0.2㎠/uだの、0.3㎠/uだのという数字を求めるのは、「意味のないC値競争」だということは認識しています。
ですから、ヤマサハウスが、1.0㎠/u以下の数字を目標としているというのは、それはそれでいいでしょう。
(0.5㎠/uくらいなら目標とする意味はあるとは思いますが、)
しかし、施工時に万一、隙間が開いていて、それに気が付かなかったらどうでしょう。
施工時に気密測定を行えば、隙間を探して塞ぐことができます。
竣工時では、もうどうにもできません。
そこで、私からの提案です。
「ガンにも負けずのブログを見た」と言えば、施工時の気密測定無料というのはどうでしょう?
冗談ぽく聞こえるかもしれませんが、いたって真剣です。
C値に興味のない人の分まで無料で測定しろとは言いません。
せめて、このブログを読んで気密測定を楽しみにしている方に限っては、施工時の気密測定を無料でお願いしたいんです。
具体的には、契約時の交渉で所長判断ということになるのでしょうが、各営業所の所長さん、是非ともよろしくお願いします。
(現在、着工済の方もできれば特例で、)
「ブログを見た」で気密測定を無料に賛同して下さる方は、ぽちっとお願いします。携帯の方は拍手で!
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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