昨日、チャンネルNECOで放送された萬屋錦之介さん主演「破れ奉行」9話『暗黒街のふたり』(1977年)に森次さんが出演されていました。この作品に出演していることは知りませんでしたが、錦之介さんの作品には森次さんは数多く出演されているので、1話からチェックしていました。そして9週間後
当たり!(笑) 31日に再放送されますので、視聴可能な方はご覧下さい。
サブタイトル通り、今回もワルです。しかもとても冷酷な・・・。
今回は1話の中に出てきた、料亭の女将・おきた(大谷直子さん)の腕にある蜘蛛の刺青の謎がわかります。森次さんは蜘蛛の友三郎役で、5年前にやくざの元締め嶋屋の手下でしたが、娘のおきたと恋仲になり、元締めから反対され、おきたは自分の腕に蜘蛛の刺青を入れてほしいと嫌がる友三郎に頼みます。刺青のことが父親にばれて、友三郎は仲間からリンチを受け、簀巻きにされ川に投げ込まれました。死んだと思っていた友三郎が5年ぶりに戻って来ましたが、全く別人のようになっていました。
徳三一家の親分の葬式に若親分が短銃で殺され、子分たちは血眼になって下手人である友三郎を探します。友三郎は旗本の屋敷で身を隠し、徳三や嶋屋の縄張りを奪うため、無役な旗本たちと手を組み、やりたい放題。その変わり様に驚くおきた。最後は勿論、奉行(錦之介さん)に斬られて終わりです。
レギュラー出演は大谷直子さん、ミヤコ蝶々さん、千昌夫さんなど、ゲストは田口計さん他。おきたの父親役が大友柳太朗さんのように思いましたが、クレジットには名前がありませんでした。出演しているのに名前がないということはないでしょうね? 私の間違いでしょうか?
最近は悪役ばかりで、そろそろ“良い人”の森次さんがみたいですね。
明日はTBS「水戸黄門」16部6話の放送予定です。「水戸黄門」は“良い人”が多いので、ちょっと期待しています。


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