薔薇乙女と因縁

2007/2/22 | 投稿者: mayfirst

 DVD『ローゼンメイデン オーベルデューレ』がAmazonより届きましたので、早速視聴。


 はるか昔、伝説の人形師ローゼンの工房。
 そのローゼンの手で、次々と鞄に納められていく美しき人形達。
 そして、その様子をじっと見つめる一体の人形。
 彼女の名は、水銀燈――。

 ある日の出来事。
 ドール達が集まり、賑やかな桜田家。
 いつものようなドタバタ騒ぎの中、真紅の襟に付いていた薔薇の飾りが取れてしまう。修繕を命じられたジュンは、白崎の店で偶然見つけた綺麗なブローチに付け替える事を思い付く。ちょっとした親切心からだったが、真紅は驚くほど激しく、そのブローチを拒否する。

 その夜、蒼星石は、ジュンに語りだす。
「……話します。僕たちの今までのことを……」


 と、いうわけで、19世紀ロンドンを舞台に真紅と水銀燈の出会いと因縁が描かれます。
 造りかけのまま放置されていたけれども、それでもお父様への強い思いだけで動いていた水銀燈。そんな彼女に真紅は「お父様に会うために」と言って歩き方や紅茶の入れ方など色々なことを教えていきます。しかし、ローザミスティカを持たないがゆえローゼンメイデンとしての力を持たない水銀燈には、アリスゲームに参加する資格はありませんでした。真紅は、水銀燈には当時のマスターの元で幸せに過ごしてほしいと考え、そのために必要な知識を教えていたのです。
 ですが、水銀燈にしてみればそれは重大な裏切り以外の何者でもありません。蒼星石にやられてしまった水銀燈は、しかしローザミスティカを得て復活。再び真紅の前に姿を現します……
 はっきりいってかなり苦味のあるストーリーです。真紅の気持ちも分からないではないですが、やはり水銀燈にとってあの嘘は残酷すぎですな。そうと知らずに水銀燈が真紅と仲良くするシーンは、後の2体の関係を知っているだけにけっこう胸に迫るものがありました。ダークサイドに堕ちるアナキンを見ている感じといったらいいでしょうか。


 あと、2話構成という制約上やむを得ないとはいえ、金糸雀と雛苺、翠星石、薔薇水晶の出番が少ないのはそれぞれのドールのファンには厳しいかも。特にカナの扱いはなぁ……第3期なんて話になれば雛苺に代わって出番が増えるのだろうけど(現に原作ではそうだし)、なんだかちょっとかわいそうです。
 最後に、初回限定の特典CD『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』は、人によってはあるいは気分を害するかもしれない内容です。シャレの分かる人か水銀燈に惜しみない愛を注いでいる人以外にはあまりお勧めできません(笑)



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