メンチョウその後  日常光景

あー、寝た寝た。久々に寝た。
小雪『おそようございます』
ホント、おそようじゃな。
小雪『よく寝られましたか?』
まだ、寝足りんがー
小雪『寝直しされたら、いかがです』
いつまでも、ぐうすか寝てるわけにも、いかんじゃろ。
小雪『具合よろしくないときは、集中的に寝られて養生された方が、結果的には治りが早いと思いますよ』
今夜、寝れなくなっては困る。
小雪『それもそうですね』
まあな。
小雪『お顔のハレモノ、おかげんいかがです?』
んー、鏡、鏡と……
化膿してる根っこの部分、範囲、ちょこっと狭くなってきたなあ。
化膿の中心の頭、盛り上がり始めてるみたいやしー
テラマイシン軟膏、効いてるみたいやな。
でも、しこり、奥の方みたいやから、治るのに時間、かかりそうだなあ。
小雪『約束されてくださいませ』
なにを?
小雪『具合、悪くなられたら、すぐに病院にかかってくださいませ』
ん。
小雪『約束ですよ』
ういっす。
小雪『……………………』
小雪、あのさあ。
小雪『なんでしょう』
泣きそうな顔、せんでくれよ。
小雪『あんまり心配、かけないでくださいませ』
ぐお。
小雪『今日はこれから、どうされますか?』
喫茶に行って、コーヒー飲んで、新聞……
小雪『刺激物摂られて、いいんですか?』
コーヒーくらい、いいじゃろ?
小雪『程ほどにされてくださいませ』
うっわー、今日はまた、一段と暑いなー
ビールが飲みたいなー
小雪『なにか仰いましたか?』
いえ、なにも。
小雪『お気をつけて、いってらっしゃいませ』
ところで、まゆちんは……?
小雪『まだ寝てます』
あらま……
小雪『お顔のハレモノが心配って言って、朝まで寝てなかったんですよ』
そおゆう小雪サンわ……
小雪『わたくしも、寝てません』
メンチョウひとつで、大げさな……
小雪『みんなに心配、かけちゃいけません』
ほゆひ、いひゃいいひゃいいひゃいいひゃいいひゃい!


これ書いてる現在時刻、23時50分……



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メンチョウになっちまったい  日常光景

むぅ……
まゆ『艦長、鏡覗きこまれて、なにされてるんですか?』
ちょっとな……
まゆ『艦長もとうとう、めんずふぁっしょんに目覚められたんですか?
艦長は地がいいから、ちゃんとお手入れされれば、イケメンになれるのです。
ナイスガイなのです。
これで、どんな婦人も艦長にイチコロなのです』
いや……
まゆ『違うんですか?』
ん……
まゆ『えええええ〜』
なんじゃい、その不平不満そうな、えええええ、わ。
まゆ『そんなんじゃ、艦長、いつまでも、ちょんがーなのです。
老後がとっても、さみしいのです』
ちょんがーはさておいて、それどころではなひ。
まゆ『ホント、どうされたんですか?』
うーん、洒落にならんなあ……
まゆ『あの、艦長……ひょっとして……』
顔にデキモノができてて化膿しとる。約2箇所。
まゆ『わああああああああっ!!!
大変なのです大変なのですっ!!!
小雪さぁ〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!』
うっわー、怖い婦長ドノが来るなあ……

……
…………
……………………
小雪『どうされたんですか?』
んー
なんかむず痒くってさあ。
触ると痛くて、しこりがあるみたいでさあ。
奥の方で化膿しとるわ、コレ。
小雪『どこですか?』
んー
左目の下に一箇所。
あと、ハナの頭。
メンチョウじゃな。
小雪『大丈夫なんですか?』
とりあえず、テラマイシン軟膏、塗っとくよ。
小雪『抗生物質、手元に置かれてるんですか?』
おう、ちょくちょくメンチョウやってるもんだからさあ。
手放せんのだな。これ。
劇的に効くし。
小雪『病院、行かなくてもいいんですか?』
明日になって、悪化してるようなら行く。
小雪『今行かなくても、いいんですか?』
MRSAの感染だったら、洒落になんねーが、多分大丈夫じゃろ。
小雪『他人事みたいに言わないでください』
そおかあ?
小雪『病気、楽しんでませんか?』
いやまあ、元々理系の化学生物系やしー
教養である程度知ってるしー
サガじゃな、コレ。
小雪『なにがサガなんですか?』
あのー小雪さん、目が釣り上がってません?
小雪『能書きゴタクはいいから、さっさと寝れっ!!!』
あい。
小雪『全く、どうしちゃったんでしょう。
メンチョウなんて』
ますの寿司、ぶり寿司、焼き鯖寿司、押し寿司三昧だったからなあ。
押し寿司のご飯とか、餅とか、団子とか、喰いまくるとメンチョウになるって、昔、ばーちゃんがー
小雪『莫迦なこと言わないでください。
押し寿司と感染症の化膿と、なんの関係があるんですか?
ふらふらふらふら、外泊されたり旅行に行かれたりで、疲れたまって体力免疫力落ちてるんじゃないんですか?』
ごもっとも。
小雪『栄養のあるもの食べて、しっかり休まれてください。
全く……』
メンチョウひとつで、大げさな……
小雪『菌がまわって、敗血症で死にますよ』
まだ、くたばるつもりはない。
小雪『死なれては困ります。
治るまで、安静にされてくださいませ』
ういっす。
小雪『よろしい』
ぐはあ〜
まゆ『艦長、軟膏早く塗って、寝ましょう寝ましょう。
寝るべし寝るべしなのです』
ん……
まゆ『不肖わたくし、艦長の添い寝、勤めさせていただくのです』
まーゆーちーんー
まゆ『全身密着スキンシップさせて、回復MAXなのです』
あーのーなー
小雪『治るまで、お風呂はダメですからね』
ぐはぐはあ〜


めぐ『キララちゃーん、見てたぁー?』
キララ『見てたよ、めぐちゃん』
めぐ『だめだよ、しのざわぁー
体力落ちてるのに、徹夜明けで、富山まで日帰り強行軍、しちゃうんだもんー』
キララ『ホントだね』
めぐ『シチュエーション入院の再来だねぇー』
キララ『ホントだね』
めぐ『小雪サン、すっかり婦長さんになっちゃったねぇー』
キララ『すんごい貫禄だね』
めぐ『これみんな、しのざわの影響なのかなぁー』
キララ『そうかもしれないね』
めぐ『アタシ達も、こんなふうになっちゃうのかなぁー』
キララ『めぐちゃん、怖いよ、ソレ』


これ書いてる現在時刻、00時35分……



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