劇団☆新感線42周年興行です。
色々乗り越えての公演。
速攻で観に来ました。
幕末舞台でも、薩長も、新撰組も出てこないお話。
でも、時代の移る世の中。
侍ではなく、ヤクザものにも時代の移る時。
その混沌とした頃のお話。
地声が大きく、何かと口を挟む草臥と
何かと詳しい医者永流。
無頼街を作ろうとするヤクザもの
蛇蝎と麗涙。
幕末だと思っても、時代背景なんか、すっ飛んでしまう。
濃い人々が、暴れまくる!
新感線っぼい、複雑なんだか、あーもう!な展開。引き込まれます。
一幕最後まで役で出ない、粟根さん。
もう托鉢の僧侶ばかり見てしまう(笑)
こんなに濃い面子が暴れたら、好い人にしか見えない!
好い人なんだけどね。
だって裏切らないし、死なないし!
福士蒼汰さんは、イケメンだし、
宮野真守さんは、歌って大騒ぎだし、
高嶋政宏さんは、どこまでも濃い!し
松雪泰子さんの妖艶さが曲者!
清水葉月さんの可愛いながらの強さ、
木村了さんのばかっぷり。
劇団員さんたちの、安定感。
流石、新感線!!
楽しく面白いお話でした!
早く、古田さんもじゅさんも揃った、完全新感線が観たい!!
そうも思ってしまった公演でした。

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