カヌーライフ夏号をご覧になって、常神を訪れてくださるカヤッカーが増えております。
皆様、どうもありがとうございます。
しかし一方で、7/18現在までに下記のトラブルが発生しております。
まかり間違えば大きな事故につながるような事もありますので、
当事者ご本人には申しわけありませんが、
皆様に同じような危険な行為を避けていただき、
事故・トラブルを防ぐ為に、ここにその内容を公開させていただきます。
■Case1
夫婦と幼児の3人。
リバーカヤック2艘で、コクピットに子供を乗せて、栃鼻まで行こうとした。
勿論スプレースカート無し。
たまたま居合わせたコマーシャルツアーのスタッフに相談して、
止められた為、計画を中止。
カヤックを借り受け、湾内で楽しんだ。
(お願い)
この季節、状況が良いときの常神は鏡の様なべた凪になり、
甘くみがちですが、海です。
天候の急激な変化もありえます。
また、この時季は海水浴客や磯釣りの人を渡す船舶が頻繁に航行します。
その引き波により、カヤックが影響を受ける事も多々あります。
海、せめて沿岸を漕ぐ事を想定したカヤックで、
必要な装備を用意した上で漕ぎ出すようにしてください。
■Case2
ファルトボート1艇のソロツーリング
常神の浜から栃鼻へ向かう際、グラスボート(観光船)が動き始めているにも関わらず、グラスボートめがけて直進。
幸いグラスボートが察知、右に舵を取って避けた。
そこでようやくグラスボートの進路を妨げるの止めた為、事故には至らなかった。
(お願い)
HP上の
「お願い」にも書いておりますが、港則法上の決りを熟知してください。
今回は幸いにしてカヤックを見つけていただけましたが、
船舶からカヤックを発見するのは非常に困難です。
まず第1に、航路に入る事は厳禁です。
やむなく航路を横断する時は垂直に、迅速に横断してください。
カヤックは動力船の進行を妨げるような行為をしてはいけない事を、
よく覚えておいて、行動してください。
また、進路変更、停止などの行動に移す時は、
大きな動作で、船舶にその意志が伝わるようにしてください。
■Case3
数人のグループツーリング
ツーリング終了後、カヤックを洗うのに駐車場付近の散水栓を利用。
(お願い)
常神は水不足になり易い土地です。
そして、公共水の水道料金は、地元の自治会費でまかなっております。
カヤックを洗う場合の水は原則として自宅からお持ちください。
やむなく利用させていただく場合は、地元の方に許可をもらった上で、
バケツに汲むなど、最小限の水をいただくようにしてください。

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