何年か前から仲間内で「やろう」と言っていて、なかなか出来なかった常神半島一周。「今年こそは」とイベントが少なく、陽が長いこの梅雨時に予定を組んで実施しました。メンバーは
SC GON-Z関連からKOBAさんとうみねずみさん、
SC日本海魚組からカンパチさん、そして私の4人。
今回は早瀬海水浴場を出艇し、世久見海水浴場まで漕ぐプランです。私、常神半島東岸を漕ぐのは実に8年ぶり。他のメンバーは初めて。エスケープポイントの無い場所ですので、出艇時(10:20)のべた凪には安心。しかし北上するにつれて東から50cmから1m程のうねりが入り始めます。そんなに酷いレベルではありませんでしたが、反射波と沈み根の影響で所々ぐちゃぐちゃ状態(時にブーマー状になる事や、波が崩れる事も)蘇洞門付近と同様、この辺りを漕ぐ時も天候条件を見極める必要がありそうです。

(東岸 常神集落の裏手あたり)
そんな状況でしたから、予定していた東岸のロックガーデンを楽しむ事はできませんでした。殆ど岬渡りで進みます。見慣れた景色、御神島が登場した時、ほっとした私でした。遊ばなかった為、常神到着は予定時間通り(12:30)
常神岬を回りこむと状況は一変。緩やかな追い波(うねり)こそありましたが、今までが嘘のような穏やかな海面。特にオマト浜で昼休憩をした後からの行程(14:00出艇)はべた凪状態でした。西岸はいつもの通りロックガーデンを楽しみつつ、ゆっくり漕いでも世久見には予定時間前に到着(15:45)
雨のおかげで暑くなく、長距離漕ぐには快適な一日でした(水分補給もほとんど無しで済みました)しかし、雨に加えて、雲が低かった為に景色はご覧の通り今ひとつどころではありません。写真的にはとても面白くない一日。また改めて天気の良い日に一周をし、東岸の紹介もしたいと思ってます。

(御神島 ここまで雲が下がってきています)
常神の海の情報
・海の透明度はとても上がっています。天気が良ければ海底まで見えるのでは無いでしょうか。
・海水温は結構上がってきています(雨にも左右されると思いますが)。薄手ウェットを着ておればシュノーケリングもOKでしょう。
東岸ツーリングを計画されている皆様へ
・上陸できる小さな浜はいくつかありますが、エスケープルートが確保されていない事は勿論、荒れた場合にエスケープポイントとして利用できる場所は無いと思ってください。
・反射波と海底の地形が相まって、そんなに波、うねりがそんなに高くなくとも荒れ気味になるようです

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