【西の浜@休暇村裏付近?】
12月2日(日)の例会で渥美サーフ平成19年度の全行事が終了する。
最後の例会ぐらいは華々しい釣果で終えようと下見を兼ねて11月25日の日曜日に西の浜へカレイ狙いをしてきた。
この時期になると午後の仕事(キャベツ青果市場への燃料配達)が入り、早朝以外の釣行は不可能。朝をまったりしたかったので、午後の仕事を終えた二時過ぎより出撃。
この日は珍しく風もなく穏やかであるがゆえ、実績のある伊良湖港か西の浜か悩んだあげく、西の浜へ直行。お目当ての三角表示板前はカレイ狙いの釣り人で入る隙間もなく、車を伊良湖に向けて走っていると傾斜階段堤防に何人かは居るが竿3本位は充分入れる余裕があり、先釣者の方に理(ことわり)を入れ、釣座を構えさせて頂いた。
ここは夏場のキス狙いで入ったことはあるがカレイ狙いでは「お初」である。浜スペースは無く、小さいテトラ(足場は悪くない)に乗って海面から獲物を引き抜く形での釣りになる。目を凝らして水面下のテトラ具合を見ると手前も意外に水深もあり、これなら極近投でアイナメも充分狙えると思われる。遠(100m)・中(50m)・近投(20m)と3本の竿を投げ入れ、待つがウンともスンとも・・・隣を見るとテトラに保たれてうたた寝模様。釣れてないんだナ。。
1時間近くその状況が続き、エサも一部囓られているだけで、釣果はゼロ。な〜んも当たらない。テトラ足元に目を凝らしてみると結構な水深があり、竿先いっぱいの位置まで根が張りだしている。これならアイナメも居着いていそうだから、近投竿を思いっきり手前までもってきて10mよりも近くに仕掛けを這わせていると10分もしないうちに竿先がクィッ、クイッとあたった。ほっ!?早くもアイナメ? 根に潜られないように思いっきり底を切り、素早く巻き上げるとアイナメ独特の首振りもなく、重量感のある横走りをする。水面に見えたのは良型サイズのカレイ。抜き上げて手尺で計ると30cmは超えるマコカレイだった。
早速、お隣さんがやって来て「近場で良いサイズですね〜」。話を伺っていると私より30分ほど早く入釣したばかりで−潮周りを考慮して、夕刻の満潮時の一発狙い−と私と全く同じ考えのもとでの釣行と言う。同じ思考での釣行と言うことで、話が弾み色々な情報を頂いた。
釣り場でキャスティングフォームを見れば、その人の大凡の力量が判断出来ると思うのだが、今回もまた「おっ、出来るのぅ・・おぬし」って感じでした。私よりも随分と若く、何処ぞのクラブに所属しているかな?と思ったけど、無所属とのこと。話の内容も充分経験を積んでいるし、礼儀正しく、もう一度お会いしたい人物であった。

0