先日、土日と二日連続釣行をしてしまった。土曜日の夜は倶楽部員のH君、部長さんと共に和地にて延竿。土曜日の夜釣行はここのところあまりやっていなかったのだが、現地に到着して驚いた。平日の夜には殆ど見なかった釣り人の車が何台か停まっている。
入り口近くで釣り座を構える監督くんに挨拶をして、そこより300m東のいつもの場所に行くと部長さんも居たが、いつも釣り座を構える場所には既に先釣者の竿が並んでおり、彼もいつもより西側での延竿であった。今年の和地での釣果は冴えないので、不安を持っての釣行だったが、やはりその晩は三者三様貧果に泣いた。ここも場荒れ気味になってきたやも。

翌日曜日、所用で土曜釣行できなかったK君は夕方から小塩津一色に単独釣行すると言う。土曜日にこの日のお誘いを受けていたが、連日釣行でもあり躊躇っていた。今回お誘いを受けた場所は小塩津一色でも西側にあり、一度も竿を延ばしたことのない所でもあった。先夜の消化不良もあり、半夜だけと決め、同行させていただいた。
夕刻に連絡を取り、いつもの場所より西へ車を進めると話には聞いていたが成る程、車横付けポイントでもあり、尚かつ一歩西側の岩に登れば私の大好きな伊良湖岬先端・三重神島・遠く志摩半島まで見晴らせるパノラマが広がる絶景の釣り場であった。
K君もこの場が好きで何度かご子息と共に釣りに来ている。私もここが大変気に入ってしまった。釣りの合間にK君の持参してくれた美味しいコーヒーを味わいながら、時を過ごすのは釣果はさておき至福の一時であった。
自分にとっての釣りはどちらかと言えば釣果よりも自然とのふれ合いに重きを置く傾向がある。特にアイナメ釣りに関してはおそらく内湾部のテトラ帯での、ちょい投げの方が間違いなく好釣果を得ると思う(実際過去にも試している)が 、どうも釣りをした満喫感を味わえない。
一度、皆で竿を延ばしながら鍋をつつき、熱いコーヒーを飲み、自然の懐に抱かれる時を過ごそうか。だれか希望者いらっしゃいますか?

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