今年のJC大磯で非常に興味を抱いた木錘を先日の釣行で初めて使用した。
この木錘(
鱚介テンビン型ウッドガンIPPO スペシャルバージョン30号)は湘南鱚友会ポルノスキーさんから、JC大磯の時、頂いた物であり、使う時期を熟考し大事に仕舞っておいたもの。
私が考えていた「使う時期」とは、潮周りの悪い(潮が動かない)、キスの活性が落ちた時期である。何故?と思われるかも知れないが、自身の考えではキスのアタリを堪能できると言ったふれ込みよりも、喰い渋るキスにオモリの違和感を与えずにエサを喰わすことが出来るのでは?と踏んでいた。
先日のFP前の状況は潮の動きが悪く、偶々居合わせた先釣者の倶楽部員:1188さんに釣れ具合を聞くと「全然、ダメ」。ただ一人釣っているのは20m西側の人のみと言う。携帯で釣り仲間の他情報を聞くと若見は連で来てるらしい。その事を1188さんに伝えると、あまりの釣れなさに業を煮やしたのか、「そっちに移動します」とそそくさと竿を仕舞ってしまった。まぁ、それほど芳しくない状況であった。
木錘テストと決め込んで来た(バケツのみ、釣果は全てリリース予定)自分としては、絶好のコンディション。
風は微風の追い風。軽めに投げるも思いの外、安定した飛行で懸案だった仕掛け絡みも起こらない。予想外の6色ほど(糸フケ取って)出ていた。若干の上げ潮が効いていたにも関わらず、さほど流されることはなかった。いつもの一投目ゆえの慎重なサビキもせず、普段のスピード(かなりスムーズに引けます)で探ってくると5色で明快なアタリ。スピードを緩め、追い食いを期待すると、もう一つ僅かな反応。確認のため、回収すると16cmと10cmのダブル。
その後、一時間足らずでツ抜けしたが、極ピンばかりで、ほぼ全てをリリース。
オモリをデルナー30号に変更して、続けたが、これは全くアタリすら無く、お手上げ状態になった。ただ一人レギュラーサイズを釣り続けているお隣さんは置き竿で時折サビク程度。伺うと「釣点はバラバラだけど、さびいては釣れないよ」との事。自分も置き竿にしてみたものの、私のエリアでは一向に釣れない。
再び木錘に変更すると・・・わおぅ!ピンながら、ちゃんと釣れました。木錘の効果を再確認して時間切れ納竿。
厳寒時期に、もう一度試してみる気になりました。
なお、今回手持ち在庫の
ギアラボ・ロック天秤も用意してましたが、時間も足りず、次回に持ち越しです。


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