此処での一番の難敵は、ねじさん御指摘の「潮が左右に速く」なのです。
渥美半島・伊勢湾口に近いこの界隈は船舶通航の難所と呼ばれる程の「潮流の速さ」が生まれます。
潮(春先は特に潮位差が大きい)が大きく動く場合、下げ潮(海に向かって左に流れる)時には仕掛け全体が沖方向に流れ、比較的釣り易い状況です。
が、いったん上げ潮(海に向かって右に流れる)に変わると岸方向への圧力が強く、仕掛けがオモリと馴染めず、結果として「キスのアタリが出ない」「鉤に乗らない」「どこであたったか分からないけどキスが付いていた」等々の傾向が出ます。
沖に低気圧があり、東風が吹けば、なお一層の潮流変化の下での釣りを余儀なくされます。
要するに強い潮流の中でオモリと仕掛けを如何にしてキスが喰う状態に持って行ってやり、尚かつ鉤にフッキングさせる−が釣果に結びつくと考えております。
随分と偉そうなことを述べましたが、正直、自身もまだ試行錯誤の中であり、良きにつけ悪しきにつけ、この半島は「表がダメなら裏がある・・・」が、ありまして、普段の個人釣行では表浜の状態が悪いと釣果欲しさに速攻で釣り易い裏側(西の浜等)へ移動してしまうのが、ジモティの性なのです。
ただ・・・長年の試行錯誤の中から、ぼやっと朧気ながら見えてきた部分がある。
ライン−オモリ−モトス−ハリス−鉤−エサ−キス
連なる同調性
流し釣りが出きるシチュエーションならば、ある程度の対応は出来るんだけどね。
後は・・・・・て、ことで(^^ヽ
Wにつづく
(後日です)

3