他行事とのバッティングで参加希望者がなかなか集まらなかった福江・清田校区町づくり推進協議会主催の「ハゼ釣りの会」も10組ほどの参加者があり、無事開催された。
なんとか開催にこぎ着けた事に安堵するよりも、子供達全員がハゼやらセイゴを釣り上げ、嬉しそうな顔を見ることが出来たことに安堵した。
今年のこの残暑厳しい中、免々田川河口のハゼ釣果情報も芳しくなく、まして竹林から切り出した一本竿を小学生に持たせて釣果はあるのか・・・?の不安材料もあったが、いえいえ、思いの外に竹竿は良い仕事をしてくれました。
出来るだけ安価に仕上げるため道糸は3号ナイロン(不要投げ用)、ハリス1.5号(本来は道糸用)、錘かみつぶし(大)、鈎流線8号でセルウキ(丸)仕様、石ゴカイ。
まぁ、専門家から見れば少々、太仕掛け。
多少、カキ殻に引っかかって強引にやりとりしても、仕掛けの消耗が少ないと判断。
心配していた竹竿の折損も無く、無事最後まで保ってくれました。
自身も試してみましたが、カーボンロッドのような反発で、スッと魚が勝手に上がってくれる様な感触はないが、素直な曲りは15cmほどのハゼも小気味の良い引き味で上がってきてくれました。
自分たちが子供の頃はこうだったんだよな。切り出しの竹竿でもちゃんと楽しませてくれた。
それにしても、町づくりの仲間達はテント張りやら焼きそば作り、天麩羅作りと少人数の参加者にも関わらず、担当部会内外を問わず多くのメンバーが炎天の下、労を惜しまずお手伝いに現れた。
リーダーたる担当部会長さんが、「やる」と決めたならば、みな何らかの一助を と思う人達ばかりなのである。
時折「なんでまたそんなことを?」などと無粋な疑問を投掛ける人も居るが、そんな人には一生かかっても理解できないだろうな・・・
自分に何か出来ることはないか?と念頭において行動を起こせる人にとって、結果の良否は次へのステップと思っている。
ダメだったから次は止めようではなく、ダメだったら次はどうしてやろう と常に前向き思考。
おまけに自身が「こんなバカらが居ってもいいじゃないか」と自負している。
そんな仲間が嬉しくもあり、楽しくもあり、頼もしくもある。

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