先週末、私が幼少の頃から大変お世話になった私の母方実家の従兄弟(正確には従姉妹の夫:養子さんです)が亡くなった。
26才も年上の従兄弟であり、長男は私と1才しか違わない。
早朝、4:00に長男から連絡があり、お宅に出向き、隣家の(私の)同級生と共に片付け、受け入れ準備をして亡骸の搬送を待った。
訳あって小学生の頃、この家で一年足らずだったが、過ごした。
野山で遊び、海で遊び、浜でソフトボールをし、釣りも覚えた。
両親と離れた生活での寂しさはあったが、それを紛らわせてくれる色々なことを経験させていただいた。
今、自分がずっと楽しませて貰っている投げ釣りも此処が原点。
竹を組み合わせた六角竿とリールが売り出されのがこの時代頃。
「一緒に買ってやる」と言ってくれたが、子供心にも預かってもらっている身であるが故の気持から断ったが、2本が置いてあった。
通夜
明日の対応を一通り済ませ、近隣家の手伝い衆との話に追われている長男に代わり、次男と母親である従姉妹、そして私の嫁とともに棺の横で昔話をしていた。
私の亡き父母のことや、叔父叔母の話、当時知らなかった事、事情等々。
いつもでは話せない、そんな話で時を過ごした。
思うこと
こんな時間を過ごすことが出来るのは、こんな時しかない。
故人が最後に設けてくれた大切な時間。
ありがとう。

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