一向に回復しないナビを諦めて、標識を見ながら近鉄大和八木駅近くの橿原文化会館へ何とか到着。
会場キャパは成章高校定演で使ったアイプラザ豊橋とほぼ同じ位の1300席ほど?
ステージが若干狭めだが、オーケストラピットも有し、奈良女オケ所帯には合致した会場選定なのかなとも思える。
昼の12:00少し前には会館内に入ったが、開場待ちのお客さんが列び始めており、慌ててその列に加わった。
へぇ〜・・・そこそこの人気じゃん。これなら、7割程度は埋まるかな。
開場時刻には思いの他の長い列になっており、親としてはホっとした気分。
会場係の学生さんの指示も的確で、それに従うお客さんの質も高い。
気持ちよく開演を迎えられますよね。
一番良いと思しき「関係者席」(来賓席か?)の3列後席の中央に席を確保。
客入は9割か?充分ですね。これなら縁故入場者だけとは思えません。
開始待ちの合間に会場内を撮影したが、手ぶれブレブレの記録写真に。
さて、開演。
暗闇の中から突如始まる一曲目・・・う〜ん、残念。この目論見は指揮者さんの登場をしっかり見ていた舞台付近のお客さんの拍手で気づかれてしまいましたね。
でも、学生達の新しい企画へのチャレンジ精神は大いにくみ取れましたよ。
生で聴く管弦楽は2度目かな・・・吹奏楽より確かに弦の音が、より深みを与えている。
次女、三女と大学の管弦楽団に入団したのも納得できる。
実際にはトロンボーンやチューバでは「降り番」と言って、曲目によっては出番が無いことも有るのですがね・・・・
気持ち良くチャイコフスキーを聴いていると、耳に親しみのある曲目を集めた構成で安心感と、長躯ドライブの疲れと相まって、ついウトウト。
まぁ、安心して聴けたと言うことは良い演奏だったと思いましょ。
15分の休憩を挟んで、シューマン交響曲 第一番 長調 「春」
クラッシック音痴の私では、論評は出来ないのですが、ん?ん?って、ところもほんの少しはありましたが、全体を通じて学生らしい元気さが表れた良い演奏だったと感じました。
あと・・・親バカですが、Tbパートの3人はお見事でした。
アルトTb、テナーバスTb、バスTbが強烈な個性を出してました。
それぞれがカバーし、時にオケの推進力となっていた。
本来、オーケストラではあまり褒められないことかな?とは思うのですが、学生ならではの元気さを となればそれもアリか?
指揮者の牧村先生がそこを抑えたりしていなかったのを鑑みると、OK判断やも。
そして多くの拍手にアンコール「モスクワを疾走」
この頃には演者みんなが弾けてましたね。
見て、聴いて気持ち良く楽しい演奏でフィナーレ。
大きな拍手に応え、コンミスさんが指揮台に乗り、団員全員で「ありがとうございました」の挨拶で終了。
遠く奈良まで行った甲斐がありました。
そして、奈良の方々が色々なところで学生達を大切にして下さっていることが、夫婦共々この一日を通じて感じました。
ありがとうございます。
以前、このbolgにてcantさんが「奈良はいい所です♪断言します。」のコメントを思い起こしました。
【御報告】
愛知県立成章高校吹奏楽部よりの祝電がありました。
次女に成り代わって御礼申し上げます。

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