本日は地元保美(ほび)町村社 宝海(ほうみ)神社 秋の大祭 の、お役に行ってきました。
昨夜のお祭りの地区「おひまち」(飲食会)の開催し、今朝からは神事後の恒例「餅投げ」の準備。
雨足が強く、夕刻の餅投げ時刻の雨に役員さんは空を眺めてはヤキモキ。
TVの天気情報と睨めっこしながら、中止の場合の対応を協議しつつ神事が始まる頃には若干、雨足が弱まった。
神事を終え、
直会(なおらい)を済ませ、いざ餅投げ。
さすがに、この雨では人出は少なく例年の4割ほど減か?
その分、雨の中参拝した方々の餅分は多く、どの顔も満足気に帰って行った。
今まで何度か「お役」で投げ手をやったことがあったが、雨の中は始めての経験。
みなさん、風邪引かんようにね。
あ、お餅の画像を忘れてた。

当たり餅を拾うと左の醤油1本をいただけます。
※その昔、この地に流罪された門弟 坪井杜国(名古屋の若き豪商だった)に合うため松尾芭蕉は保美の里に訪れた。その後、俳文「保美の里」を残している。
此里をほびといふ事ハ、むかし院のみかどのほめさせ玉ふ地なるによりて、ほう美といふよし、里人のかたり侍るを、いづれのふみに書きとヾめたるともしらず侍れども、かしこく覚え侍るまゝに
本来、杜国の犯した空米売買は死罪。
その筋の計らいにより、減刑されての保美隠棲である。
春なから名古屋にも似ぬ空の色 杜国
梅つばき早咲ほめむ保美の里 芭蕉
この芭蕉の句の地元書家による揮毫書が保美神社社務所に飾られたりしてます。

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