新聞に掲載されたよ。 とは、かみさん言。
んっ?! 先日、中日新聞社からの問い合わせがあったと言っていたっけ。
よくは解らなかったけど、今朝(我が家に夕刊が届くのは翌朝です)ようやく内容を確認した。
亡き親父が植え、気づかぬままに育ったカリンの木。
今年は例年になく沢山の実をつけた。
長女が幼い頃、風邪を引いた際に色んな薬を使っても、なかなか収らなかった咳が「これが効くよ」と、知合いから頂いたカリン酒を薄めて飲ませたところ、劇的に改善。
その後、孫のためにと、親父が苗木を買ってきて庭の片隅に植えた。
親父、お袋が亡くなって数年後、雑草の中に腰ほどの木に愛らしい小さな白い花が咲いた。
初めの頃は「いったい何の花?」と不思議に思って、植物のオーソリティ:伊良湖のじぃちゃんに伺ったところ、「こりゃ、花梨の花だぞ」との由。
夫婦で全て疑問が氷解。
今では背丈以上に育ち、今年は例年になく多くの実を収穫できた。
そして、かみさんはカリンジャム作りに挑戦。

実の色は黄緑色だけど、煮詰めると鮮やかなルビー色に変わりました。
仏壇に報告できたことが嬉しかったんだろうね。
それを誰かに伝えたくて・・・なのかな?
ありがとさん。
【後日談】
先日、同新聞欄に82才なるご婦人が、この記事に触発され、カリンジャムに挑戦するとの記事が掲載された。
その後、新聞社担当さんから入電。
なにやら、カリンジャムの作り方についての問い合わせ(年配の方多し)が、ひっきりなしに来ているそうな。
作り方・・・・って、尋ねられても
cookpadを見て作っただけなんですけど・・・・
あぁ、そうか! 新聞を見ている方の多くはnet環境にはないのだ!!
加えて、花梨の処理に困っているらしい。
そのまま朽ちらせるのも・・・なんだよね。
花梨酒ばかりでは、そうそう沢山飲んでくれないし ね。
(我が家にも古酒とも呼べそうなのブツも存在する)

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