

冬の日本海は、ハタハタ漁の季節。
ハラワタやエラを取らなくても、丸ごと煮て食べられます。

この便利な魚を塩漬けして発酵させたエキスが「しょっつる」です。
秋田のお鍋、
キリタンポの調味料がこれ…。
[2/27]追補 キリタンポのダシは、比内鶏で、
ハタハタの入った「しょっつる」は、しょっつる鍋に使うのだそうです。
秋田の Yomogi さん…、ご指摘ありがとう。


「私のお魚… ドヤッ…」ってお顔です。
シコイワシの魚醤(アンチョビ)は、何回かご紹介済みですが、
こちらは、塩漬けだけなので、小学生でも作れます。


1月にしょっつるの本場、秋田の
yomogi さんから、
瓶
(カメ)をいただきました。

このときは、ハタハタが1kgしか入手できず、
瓶の底にちょっとだけ…
これを他に移し、この瓶に仕込みます。


前回ゆでてあげたら大好評だったので、
ののちゃん、大興奮…。

ハタハタのエラブタは、ちょっととがっているので、
猫は、この部分でオエ〜をする時があります。

頭を取ってしまえば大丈夫…。 骨も柔らかです…


瓶の底に、重ならないようにハタハタを並べます。
次は、塩をザザっと…魚が半分見えなくなる程度にかけます。


魚 - 塩 - 魚 - 塩 …と重ねていきます。
今回は、9段108尾を仕込みました。


最後は、こんなふうに多めの塩で蓋をします。
撮影中のようすは、画像にマウスを乗せてねっ!
さぁ〜、3日たちました…。
どうなっているかなぁ〜


バッチリ…。塩が魚の水分を吸って、溶けています。
アンチョビは、3ヶ月で出来ますが、
しょっつるはどのくらいでできるのか…、研究中。


秋田の醸造元では1年で熟成です。
横浜は、暖かいから半年くらいかな…?
完成が楽しみです。



1つだけ注意点が…
塩を吸ってハタハタから出た水分が、いつも
これ以上塩が溶けきれない状態
(=飽和状態) にしておくこと。

こうすれば、真夏も大丈夫です。



ここで、前回1ヶ月漬けたハタハタは…
液体のほうがしょっつるになるのですが、
本体は、シコイワシで言えばアンチョビ…
利用法を考え中…



魚なので、ののちゃん興味津々…
(人間用には)刻んでゴマ油とショウガで炒め、
厚揚げに乗せて食べています。
他にも利用法が…

猫は、塩っぱいのでNGだよっ。



大きめのを選んで、12尾だけ水煮…

猫、まっしぐらです…

飼い主も、ポン酢でいただきました…

今回は、鍋用の大きめだったので、5kgで1200円。
みなさんが漬けられるときは、身の少ない小さいもので十分です。
手も汚れずカンタン…

やってみてね…

2月24日 朝

→メダイ素焼 夕

→メダイ素焼
2月25日 朝

→タナゴ素焼 夕

→タナゴ素焼
ののちゃんの動画リンク集は…
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