
ファイヤーウォールは防火壁のこと
といってもパソコンをいじっている人なら不正なアクセスを防ぐセキュリティシステムのことだと知っているとは思うけど
ストーリーは銀行のコンピュータ・セキュリティー部門の責任者の家族が人質に取られ
、その地位を利用して犯人から100億ドルの振り込みを要求されるという話
銀行強盗というと銃器を持って直接銀行に押し入るか
遠くから穴を掘って金庫に近づいて現金や金塊、証券等を持って行くというパターンがほとんどだった
現実的かどうかは別にしてそんなのもアリかなと思ってしまう
主役のハリソン・フォードはアメリカの理想的な夫
収入があっていい暮らしをしているし、奥さんは美人だし、家族に対して愛情いっぱい
自分の命を投げ出しても家族を救おうとする正義の男
犯人は冷酷非情、チョットしたミスを犯しただけで
簡単に手下を射殺してしまう
こんな男に家族を人質に取られたら相手の言うことを聞くしかない
典型的な映画のパターンだ
手に汗握るような、はらはらドキドキのシーンが続いてなかなか面白い
しかし、ハリソン・フォードはチョット歳をとりすぎてないか
セキュリティー・システムの設計者としても、後半のアクションシーンも
身体が重たそうだ
10年くらい前ならぴったりとはまった役柄なのにチョット惜しい
奥さん若すぎるし、子どもが小さすぎるし
これも晩婚で年の離れた奥さんをもらい、子どもができた感じ
以前書いたロバート・デ・ニーロの『暗闇でかくれんぼ』なんてヘンなタイトルの映画でも親子と言うよりは爺さんと孫くらいにしか見えなかった
最近はアメリカでも晩婚化が進んでいるのかな
まあどっちでもいいけど・・・

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