2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ
ハイジャックされた4機の航空機のうちの唯一目標に到着しなかった一機がユナイテッド航空の93便
離陸から墜落までの機内、航空管制室、空軍がリアルに描かれている
といっても乗客、乗務員全員死亡して機内でのコトは通信記録や電話での会話から
空港管制室、空軍の対応等は取材して作っているとは思うけど
ドキュメンタリータッチでかなり緊迫感がある
こんな場合、テロリストはいかにも悪人として描かれる場合が多いのではないかと思うけど
この映画、そうでもない
アメリカ側から見ればどうしても極悪非道な人間に見えるだろうテロリストも等身大の同じ人間として描かれている
実際にあった出来事なので、結末はわかっているものの
テロリスト、乗客の戦い
航空機が落ちていくときでも、最後は助かって欲しいと手に汗を握りながら見てしまう
後になって、この航空機は墜落したのではなく
撃墜されたんじゃないかというような話
真相はどうなのかはわからないけど
どんな説でもそれなりに説得力があるアメリカはどんな国だ

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