2011/10/30

10月の一枚  

みなさま、お元気でお過ごしですか?
NYCはなんと今日、雪が降りましたよー!ちょっと積もりかけたので街もだいぶパニック。とんでもないHalloween Weekendになりまして☆☆☆

さてさて10月の一枚は、今月行ったライブの中でとても印象的だったKenny Wheelerのお気に入り作品を。

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Kenny Wheeler: Music for Large and Small Emsembles

今はイギリスを拠点に活動しているKenny, 御年81歳。先日ひさしぶりにNYCにて様々なミュージシャンとの共演、そしてクインテットでの演奏のため、一週間近くJazz Standardをジャックしていました^^私はこのCDのファンだったため、Big bandとの共演setを見に行きました。
ゆっくりと席について、トランペットを相棒としてすぐに構える姿。そして、一音出た瞬間。あの美しい音を、オーディエンス全員が震えるような興奮と喜びで迎えていました。時に、とーーーっっても高い音までも、当たり前のように彼の"うた"の一部として吹いてしまうのに、そのウタゴコロは本当に優しく美しくて。やはり神がかってました。
ライブではこのCDの中の曲ではなく、彼が最近作曲したというものばかりだったのですが、彼の音色のように優しくて美しい曲ばかりでした。

どの曲も、このCDの私のfavorite piece "Sophie"を思い起こさせてくれました。心にすぅっと入ってくるような綺麗な和音の書き方と、素敵なメロディー。今も変わらない彼のcreativityに乾杯^^!!!

Luv,
Miho Hazama
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http://www.myspace.com/mihohazama
4

2011/10/3

9月の一枚  

NYCも日本も、台風が去ったら一気に寒くなった様子...みなさま季節の変わり目、風邪ひかぬように気をつけましょうねーっ(>_<)

わたしはおかげさまで健康に、"学校"という忙しさに追われながら楽しく過ごしております。
今回は、"忙しさ"のおかげでちょっとネジが外れた系の、キチガイCDにしようかと思って笑。

Guillermo Klein : Filtros
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彼はアルゼンチン生まれの音楽家。Instrumentationはごく素朴な(私好みの) 生楽器たち+時々Voiceながら、もう笑っちゃうくらいのユニークな曲が目白押しの作曲家です。プレイヤー達のそれぞれの個性的な音色も、私はかーーなーーり、好きです。♡♡
私、どうもAfro-cuban系は親近感ゼロなのだけど(だから自分からは聴かない)、同じ南米系でもタンゴやアルゼンチンに根付く音楽センスにはとっっっても親近感を感じます。なんでだろうか。彼の作品にも根っからのアルゼンチン精神が残りまくっていて、なおかつこのオリジナリティ(変態風w)なので、個人的にはとても楽しめました。ただ、ラクには聴けませんが...笑!
Argentinaとspanishは、Contemporaryとコラボさせるとかなり"良い新しさ"になっていて、そのルーツを持つミュージシャンは羨ましい。どんどんその複雑なリズムをうまく融合させて私たちに紹介し続けて欲しいな、と思う一方、私もそのセンスはどんどん盗んでいきたいなと!現に、曲中でRhythm Modulationするコトに関しては、今わたしが書いている作品もかなり影響を受けています^^。

さてこのCDのおすすめTrですが...
変態の極みの "Miula" にしよっかな笑。
みなさま、'3:52あたりから始まるBridgeのRhythm Modulationは、ただテキトーに遅くしているのではありませんよっ!!!
(この謎 解けた人はスゴイ!正解は... 12/16th notes →→ 12/8th-triplets になってるんですね。)
いや〜これを普通に演奏しているこのミュージシャン達には尊敬のまなざし、特に、普通にソロをこなす方々にはもう"ご苦労様です"と拝みたくなるような...爆笑!

日本でもiTunes購入できることを願います〜(>_<)
Luv,
Miho Hazama
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3

2011/9/3

8月の一枚  

残暑お見舞い申し上げます&台風お見舞いも申し上げます!
状況がよくつかめていないだけに心配...みなさまくれぐれもお気をつけて下さい!!!
来るとわかっている災害に対しては警戒しすぎるぐらいの警戒がいちばん!! ...ん?大雑把なハザマさんが何故このような事を言うのかとビックリされたそこのアナタ。ワタクシはこの2週間で"念には念を"を学びました、しかも色々な場面で!

ひとつは、とあるプロジェクトのお手伝いで8月末にもロンドンへ行かせていただいたのですが、大人数を背負う大きな仕事日を前に、何度も大人数をかけて”念には念"の確認作業を行うプロジェクトリーダーにとても感銘を受けました。おかげで当日のミスは無し。皆さんが心地よくスムーズにお仕事しているのがよくわかりました。

それからもうひとつ。NYCも"台風(hurricane Irene)が上陸"ということで大騒ぎになりました。交通機関は全部閉鎖、避難、空港閉鎖、街が死んだようだったと...。
ところが!余裕を持ってこの街、台風が去って天気はド晴れだというのに、2日間にわたって街をマヒさせました!!
...これを"念には念を"というのか、"...休んじゃえ! :p "というのかは多いにツッコミどころ満載なのですが苦笑、おかげでワタクシ、そのロンドンから帰れなくなり、1日延長の末、33時間かけて家に辿り着きました...
これから旅をしていくにあたってこういう事にも慣れておかなければいけないとはいえ...ちょっと楽しんじゃったとはいえ(!笑)...やはり大変でした。それから"一日延長"に備えていなかった私、色々な不備が出て、コレまた反省でした。

そんなこんなであり、このページの更新しようと思えどインターネットがちゃんと使えない環境にいた為、更新も今日になってしまった次第ではありますが(申し訳ないです..)、夏休み後半は 良い勉強が沢山でき&十分にバカンスもして、嬉しかったです。

ん?
夏休み後半??
...学校がもうすぐ始まる!! (@_@) !! ふぎゃー
なんも用意しとらん!!! 学生ミホに戻る用意しなければ!!!!!!! とぅぁッ(ってスイッチがあってアッという間に人間切り替えられたらイイとつくづく思う今日この頃)

・・・・・・♪・・・・・・

では、8月に耳タコ聴きまくったCD、いきましょう。
私は、特に編曲している期間に、不特定多数の音楽を聴く事は控えています。というより、変な影響を受けてしまうので聴くことが出来ません。逆に癒しとして、自分がやる現実味があまり無い、が気に入った音楽をループするのがよくあるパターンなのです。そうなるとよくあるのがSingerのCD。私は歌を全く歌わないので、何も気にしないで聴くことが多いのです。
今回ご紹介するのは、New Schoolから出たニュースター、Becca StevensというSinger☆

Becca Stevens Band : Weightless
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一度Twitterでも書きましたね^^
そのくらい今月はよく聴きました。。。
お友達のiPodから流れるBGMの中に"当たり曲アリ!!"と反応したのがこのCD。アコースティックな編成+素朴な彼女の声、ですが、Compositionはかなり良く出来ていて"当たり前"では済まないのがミソ。この人のメロディーの創り方のキモは、"#"です笑! #3rd, Dominant chord× #7th, #9thなどなど...これが私には新鮮に聞こえる。 NYCのジャズ学校名門New School出身ということで、演奏者も高度な作品構造を理解したり、演奏できちゃったりする訳で、それがなんとも無いように聞こえるのですが、実はよくまとまっているなぁ、と。
ちなみにインディーズの頃のCDも聴いてみたのですが、これよりももっと難しい事アバンギャルドな事いっぱいやっていて、"プロデューサーの力でポップになりました"感がある笑。でもこの変わり方なら新しいCDの方が断然良いです...プロデューサー Matt Pierson氏にもさすが、と拍手ですね^^!
おすすめは全部通すのも好きだけど... Tr.3〜Tr.5の流れ... あ、Tr.7~8の流れも好きかな... やっぱ全部^^!!!笑

9月か10月中には彼らのライブ行きたいと思ってます!楽しみだな^^♪
それではまた、Twitterでもお会いしましょう!!!
Luv,
Miho Hazama
http://twitter.com/#!/mihohazama
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2

2011/7/30

7月の一枚  

みなさんーーー!
Bon soir!
パリから美帆です。

わーこの"パリ"って響きだけでシャレオツーーー!!!

(しゃれおつという言葉で全てが台無し)

日本のみなさん改めまして、猛暑お見舞い申し上げます。節電も大変な中、苦労なさっている方も多いと思います。みんなで協力、ですものね。どうか乗り切って下さい。
実はNYCもひどい日が2日間続き、体感温度が40℃を越えました。ちょっと異常です。お体には皆様くれぐれも気をつけて。

さてさて私は5月に終わってしまった学校ー9月まで始まらない学校ーにうんざりしつつ、初の超超超長夏休みに挑戦中です笑!
NYC暮らしは快適、学校での練習が暑くて大変ですが、おかげでwalkingを楽しめるようになったし、料理もお買い物も夏のセールも、なかなか充実しています。

お仕事や学校の次のプロジェクトをにらみつつ、2つのバカンス週間を設定しました!

第一バカンスは母がNYCに来てくれた事。家族とずぅっっっっと一緒に住み実家で仕事をしていた私は、日本でほとんど家族と長期間出かける機会を作れませんでした。なので、6日間母が来てくれて、こんなに一緒に時間を過ごしたのは久しぶり!という感じ。母も喜んでくれていると嬉しいですが、私も改めてNYC観光できてしまって堪能しましたし、日本料理も習ったり作ってもらったり大満足。離れた地であの大地震を迎えましたが、改めて家族は愛し合う存在であることを確認した一週間でもありました。アメリカ人にとって"I love you"とは大変大変大変気持ちがこもっている人にしか発さない言葉なのですが、まさに家族はその通り、愛せる存在であることがわかって嬉しかったです。

そして今回、ロンドンで初体験のお仕事を終え、第二バカンスとしてパリに5日間滞在しています。
ロンドンでは、いま最高峰といわれる音楽録音界、スタジオ演奏者達に、直に接し、大変刺激を受けました。お仕事についてはゆくゆく面白いお知らせが出来ると思います。皆様お楽しみに!
そして初のパリ。4,5人のお友達を頼って、とてもローカルな観光を満喫させてもらっていて、感謝です!!!
またtwitterでちょくちょく更新しますね^^ノ

さて今月の一枚は、ヨーロッパに居ながら、アメリカらしい一枚です^^ (なぜ私はいつもこう"あまのじゃく"なのだろうか笑....)

James Farm: James Farm (Joshua Redman, Aaron Parks, Matt Penman, Eric Harland)

アメリカでも大人気Joshuaを中心として、若手ミュージシャンが西海岸東海岸問わず集まったバンド、といえるでしょう。企画モノ、というよりバンドとしてこれからも作品を楽しみにしたい4人組!最近"伝説的バンド"って無いし、続けて欲しい!!!
このメンバーでジャズを聞きたい人にはビックリなアルバムではありますが...私はポップすぎないと思うし、ジャズっぽく無くてもそれはそれで好きです。こういうものも作ってみようという意欲とエネルギーに感謝!しかもちゃんと全員作曲しているし。それぞれかなりカラーも違いますし、でもアルバムとしての統一感は良い感じ☆^^
ちなみにピアニストのAaronは私の大学院の卒業で、私も大変尊敬しているピアニストです。テクニックと音色もさることながら、私にとってはオリジナリティも面白さの一つ...でもなんか、なんか、学校のカラーが出ているような気がして勝手にすっごい親近感なんですっ笑笑!
というわけで、おすすめTr.は
Tr.2 : クセになるリズム"Polliwog" (Joshua)
Tr.4 : めっちゃAaronぽい! "Chronos" (Aaron)
ですかね♪

それでは、Have a nice rest of the summer!
Luv,
Miho Hazama
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7

2011/6/26

6月の一枚  

みなさーーーん!
お元気ですか?^^

わたくしは毎年見事にかかる五月病からノロノロと抜け出し、やっと新生活に慣れつつあります^^;笑!
なんで5月って毎年どっかにすっ飛んでしまうのだろうか...涙。みなさん、五月病対策があったら是非教えて下さい。

せっかくなので、寮から抜け出し6月から住んでいる私のアパートのお部屋写真を載せちゃいますっ☆人生初、自分でお部屋コーディネートしました。いやー楽しかった。そして念願の料理!やりだしたら絶対好きになるだろうと思っていたのですが、やっぱり楽しいー^^とはいえ難しいものは作れないのですが苦笑。まだまだ作り方見ながら、包丁さばきも"不器用"まる出しですが苦笑。お友達に"おいしい"って言ってもらえるのが嬉しいです。仕事も家でPCと向き合ってばかりなので、とても良い気分転換になるんです。これから色々なものに挑戦してみたいと思います^^こちらもおすすめ簡単レシピがあったら是非教えて下さい☆!!!


さて、"今月の一枚"。実は先月の"今月の一枚"でとんでもナイ爆笑事件が起こりました。先月書いたDanjam Orchの記事。仲良しDanのデビュー作ですが、なんと彼のマネージメント会社が私のこのサイトを発見、彼のCD reviewのページに私の記事を"Google翻訳"させて載せたのです!!

...みなさん、"Google翻訳"がどういうことになるか、ご存知ですか...ご存知の方はもうわかりますよね...

もちろんDanはイミフメー英語が並ぶreviewを見て驚愕、オリジナルのリンク(このサイトね)へ飛んで、さらにイミフメー言語(日本語)に驚愕、"これを書いた人がMiho"とわかるまで数分かかり、事態をようやく掴んで私に連絡してくれました。
その"Google翻訳"といったら!!!

私:ジャズを本格的に勉強したこと無く右も左もわからない私を本当によくサポートしてくれる大事なお友達であり...
Google翻訳:jazz really do not know that the right and left without full-scale study (Jazz てヤツってぇのは実際 左右もわかっとらんヤツで...)

...ちょっと待って、そりゃわからんじゃろっっ!!!

本当にコレ、私自身がひどい英語書く人みたいになっちゃって、本当恥ずかしかったです。もうDanと一緒に爆笑しまくりました。早速これから英訳して彼に送る所存です...トホホ...そんなつもりじゃなかったのに責任重大になっちゃった。。。

というわけで今月はreview真剣にいきます(いや いつも真剣ですが!)。。。


Esperanza Spalding : Chamber Music Society
もう言わずと知れた、エスペランサ様の2枚目。
今年のグラミー賞新人賞を、ジャスティン・ビーバーをおさえて受賞しちゃった、あのプリンセスです笑!
今年のグラミー発表のとき私はオランダにてMetropole Orchのアレンジャー達と一緒にいて、多くのアメリカ人ゴシップライター達が"wtf why didn't justin win?! who is this girl?!?"というtweetsをしていて、アレンジャー全員で"ホレみろぉぉ!"と盛り上がったのを思い出しました笑^^;
もう今さらエスペランサ様の素晴らしさを語っても仕方が無いので (彼女は私より2歳年上ですが既に大学で教授もしているような、そしてオバマ大統領の前で演奏もしてしまうような、スーパーベーシストです^^)、今日はちょっと違う角度からこのアルバムを絶賛したいと思います。

Mr. Joe Ferla そして Mr. Jay Newland。
composer達にとっては永遠の憧れのエンジニアの名前だと思います。
多くの生楽器を扱うレコーディングで、神業を連発している彼ら。このエスペランサの作品、EngineerにJay, MixingにJoeが参加しています。もう黄金すぎるコンビの域...これはすごい。
今までのJoeのmixingで好きな作品はいっぱいありますが(Michael Brecker: Pilgrimage, Maria Schneider: Sky Blueなど)、このCDがBEST!いちばん好き!!
特に物書きとしては、そしてStrings狂としては、この洗練された音と、自然でありながらStringsの迫力と抑揚をつかみ取れるバランスがたまりません!!!個人的にはこのリバーブの量も好きです。

そしてCDの構成もニヤっとさせられますねー!中盤にひとつのヤマを持って来たところが、"全部聴かせる自信があるんだな〜"と。そしてそのヤマが私は一番好き!Tr. 5です。誰もが '4:28 で感極まるように出来ていると思う笑。そしてその後も期待通りちゃんと飽きずに聴かせられる力をもったアルバムです。

今やジャズガールズの憧れアイコン、エスペランサ!この時点でこういう作品を出せちゃった ということで、今後の作品にも、注目したいですよね!!!


さてそれでは皆様、素敵な夏をお送りください^^Twitterでもお会いしましょう <3
Luv,
Miho Hazama
http://twitter.com/#!/mihohazama
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