魚が言いました。
「わたしは水の中で暮らしているのだから
あなたにはわたしの涙がみえません。」
今年の直木賞 東山 彰良さんの「流」の冒頭の言葉です。
冨田さんが言いました。
「わたしは牌とともに暮らしているのだから
あなたにはわたしのテンパイがよめません。」
ポッチの雀鬼風雀士 冨田 こうじさんのダマテン時の言葉です。
どーも中川です。
いやー。しかしダマテンを見破るのは難しいですよね。
最近よく相手の待ちを読む術を教えてくださいと新人のスタッフに言われるんですが
「相手の待ち!!そんなもん分かるかい!!」と内心では思いつつ
基本的なことを教えています。
例えば5が先に切れてたら1-4、6-9が危なくなることが多いよ♡
6が切られていても最後8切ってリーチかかると9は筋とはいえ危ないよ☆とか。
理由は23578と持っていたら先に皆5を切りたがります。
6899とあって6切って最後8切ってリーチしてのシャボとか。
しかしその後に伝えるのですが相手の待ちを読む技術より押し引きの技術の方が大事という事です。
待ちを読むより、まず自分の手が押す手なのか引く手なのかを見極めるのが大事。
なぜなら全部押したり、全部降りるのであれば相手の待ちが分からなくても大丈夫やからです。
それと山に残ってそうな牌を教えて下さい!!
「そんなもん分かるかい!!」と思いつつ
序盤に1が切られていたらその人は4をもっている可能性高くなるし山に2がいる可能性があがるよ♪
理由は1.4とあれば1を切るし、122、112、からはあまり切らない。
こーいった小手先の技術を教えています。
34 67どちらを落とすか 22 88リーチ者にどちらのトイツを落とすか
の選択の時とかは選びやすくなるしね。
チリも積もれば山となる。
最高位のレジェンドプロ
金子 正輝プロの提唱する。
「牌流定石」(ぱいりゅうじょうせき)
(自らの手牌に固執せず、捨て牌から相手の手牌を読むことで山に残る牌、すなわち以降の自摸牌を予測し手牌をそれに合わせ、自身の運気・ツモの感触、「流れ」から手牌の進行を判断する)
等はチリツモの集大成ではないでしょうか。
では最後にチリツモ問題!!
ポッチのぷよぷよ雀士中塚君がテンパイ気配から6の鳴きを入れたやつからの出題。
タンヤオの仕掛けで2フーロしてて上家からの6をチラッっと見る。しかしスルーして山にツモりにいこうとしたその瞬間はっと気がついた様に「チー!!と6を鳴いて打2」
さて中塚君の待ちは何でしょう?
答えはコメントに書いてあります。

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