明日(22日)は、いよいよモロッコに戻る日です。
最終日なのだから、星つきのレストランでも予約してパリの夜を満喫
するのも良かったのですが、私たちはホテルからブラリと歩いて、
探してみることにしました。
近くには、大きな広場「レピュブリック広場」があり、その広場を
取り囲むように、さまざまなレストランが建ち並んでいます。
一昨日、投稿した「ムール貝のレストラン」もこの一角です。
私たちは食事するところを単純に「レストラン」と呼んでいるのですが、
ガイドブックによると、実際には「レストラン」「ビストロ」「ブラッスリ」
「ワインバー」「カフェ」・・・と分類されていると書かれています。
「レストラン」は、格式的にコース料理等をたしなむらしいのですが、
「ビストロ」は「居酒屋」、「ブラッスリ」は「ビアホール」、
「ワインバー」や「カフエ」は「ちょっと立ち寄りの一杯酒屋」的な
位置づけらしいのです。
とは言え、何処へいっても、美味しい料理とお酒を楽しむ事が出来る
ので、私たちはあまり気にしません。
ただ、「レストラン」では、「注文した料理を真ん中において、皆で
わいわい突っつく」という食べ方は、下品なことと思われているらしい
ので、いろいろ食べたい私たちはビストロ、ブラッスリ等を探してみる
ことにしました。

広場の周りを歩いていると、生牡蠣の写真がカンバンのお店を発見。
お店には、「ブラッスリ」と書かれています。名前は、「Chez Jenny」
「牡蠣食べたいね」と二人の意見が一致。今夜は、ここに決めました。

店内には、美味しそうな魚介が並べられています。

入店した時間も少し早めだった為、私たちのほかには誰もいません。
食事している間に、どんどんお客さんが入ってきました。

「ブラッスリ」ですから、ビールをドーンと味わおうと私、1Lのジョッキ
を注文。疲れた体に、染み渡るような美味しさです。

まず、サラダは「チーズのサラダ」です。
これが、「目からうろこ!」状態。普通にブルーチーズのサラダだと思って
いたら、春巻きの皮のようなもので、ブルーチーズとクミンシードを包んで
パリパリに揚げてある。
これが、フレンチドレッシングで味をつけた生野菜の上にのせてあった
のですが、ものすごく美味しい。これは、モロッコに戻ってから作って
みよう。
これだけで、ビールのつまみに最高です。
作る時は、なるべく「ロックフォール」というブルーチーズを使うと
塩気も強い為、美味しいかな。

そして、「生牡蠣」
ここは、何処? 広島? 三陸? 能登?・・・と思うほど新鮮な牡蠣を
味わうことが出来ました。
フレッシュな牡蠣にレモンを絞って、一気に食べます。

メニューでは、「牡蠣」と言う言葉の下に、いろいろ書いてあったの
ですが、内容を良く理解していない私は、アソートを注文。
アソートならいろいろ混じっていて、バリエーションを楽しめるだろう
と、思っていたのですが、全て生牡蠣でした。
よくよく見てみると、アソートの意味がわかりました。
「牡蠣」にも丸いものや細長いもの等いくつかの種類があって、それが
MIXで食べられるという意味でした。
「牡蠣」の上には、それぞれの名前を書いた「旗」が立てられて
いました。

そして、メインは「ジャーマンソーセージとザワークラウト、ベーコン」
の盛り合わせと・・・・・
「アルザス」という言葉がメニューのあちこちに見られたので、きっと
ドイツに近いアルザス地方の事だろうと思って、ソーセージと一緒に
アルザスの白ワインも注文しました。

もう一品は、シーフードのケバブ。ケバブは確か、串焼きのことだと思って
いたので、日本の串揚げみたいなものが何串か出てくるものと思っていたら
大きな串に、サーモン・白身魚・エビと玉ねぎ・ピーマン・ズッキーニが
差してあり、ドンと焼かれたものでした。
写真のように、逆さまに吊るされてフォークで落としながら食べます。
バーニャカウダという、オリーブオイル・ニンニク・アンチョビで作った
ソースに漬けていただきます。
美味しい料理に舌を躍らせながら、パリの短い旅を楽しみました。
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