私がFさんの送別会で、レストラン555でお酒を飲んでいるとき、
妻は、Mさんのお宅でクスクスパーティーに呼ばれていました。

Mさんのお宅に着いたのは、午後2時30頃。
部屋には、まだ、外からの光がサンサンと差し込んでいました。
クスクスパーティはそんなに早くから始まるのかと妻に聞いたら、
クスクスは、結構手間が掛かるらしく、私たちもクスクスの作り方に
興味があったので、早めに行って作り方を教えていただくことにしたのだ
そうです。

クスクスです。
クスクスは、モロッコの伝統的な料理で、1粒がおコメ1/3くらいの
大きさです。これを、ごはんのように山盛りにしたところに、煮込んだ野菜
や、お肉がトッピングされ、スープを廻しかけてあります。
このクスクスは、小麦を粗挽きに削って作った粉なのかと思いきや、
細かなセモリナ粉から、作られている立派なパスタなのだそうです。
世界最小のパスタです。
妻に聞いたら、野菜やお肉を煮込むのも大変なのだそうですが、クスクス
を食べられる状態にするのは、本当に手間が掛かるようです。
オリーブオイルや、塩、バター等を何度も混ぜては、蒸し、混ぜては蒸し
を繰り返して作っていくようです。バターも、特別なブルーチーズのよう
な香りを持つバターを使うのが、美味しく作るコツなのだそうです。
私は、クスクスって鍋にいれたら、熱湯でも廻しかけて、30分も放置
しておけば、水分を吸って食べられるようになるのだろうな・・・と思
っていましたが、結構大変な作業を伴うのですね。
宗教的なものかどうかは分かりませんが、モロッコでは金曜日がクスクス
の日になっているレストランも多く(家庭でもそうなのかも知れませんが)
メニューにクスクスが書いてあるからと、頼んでみると「クスクスは金曜日
のみのメニューです」と断られます。
妻曰く、Mさんのクスクスは手が込んでいるだけあって、味も最高!
パーティーが始まるころには、ナオちゃんも合流。ナオちゃんのところでは
ご主人が出張中だったとのことで、妻たちのクスクスパーティになった
ようです。
Mさんにレシピを教えて頂き、クスクスの味を我が妻も継承いたしました。
ありがとうございます。

そして、クスクスでお腹を満たしたあとは、フルーツを食べながら時を
過ごします。
今が旬のザクロ、マンダリンオレンジとバナナ。
日本の「ミカン」と同じような食べ方ができるオレンジはこれからが旬。
とても甘いですよ。

最後に、手作りのパンとデザートのチョコブラウニー。
お腹が一杯でも、スイーツは別腹と沢山いただきました。
Mさん、とっても美味しかったそうです。
これからもモロッコの料理、もっといろいろと教えてくださいね。

と言う事で、いままでお店では見たことがあるクスクス鍋。
作り方が判ったので、早速クスクス鍋を買っちゃいました。
Mさんのようにうまく作れるかどうか判らないけど、妻には何度も
チャレンジしてもらいましょう。

ついでに、素焼きのタジン鍋も買っちゃいました。
さあ、モロッコ料理の準備は整った!
で、いつ、作ってくれるのかな?
楽しみです。
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