
街で、こんな看板を発見!
最近お気に入りのパン屋さん、ERIC KAYSERの広告です。
よくよく読んでみると、「スペシャルラマダン:メニューはフトールです」
と書いてあります。
ラマダン中は、各家庭でフトールを準備するのが普通なのでしょうけれど
忙しい人や、独り者もいるでしょうから、いくつかのカフェやレストラン
では、ラマダン中はメニューにフトールを加えてサービスしています。
ERIC KAYSERは、パン屋さんですがカフェ、レストランも営業
していますので、このようなメニューを考えたのでしょう。
世界中にあるERIC KAYSERですが、このメニューは、きっと
モロッコのERIC KAYSERだけなのでしょうね。

なにはともあれ、この時期しかやっていないメニューなので、食べて
みなければなるまい・・・と日没間際にERIC KAYSERに行って
みました。

お店に着くころは、真っ暗になっていて既に日没の時間を過ぎてしまい
ました。

店内に入ると、沢山のお客さんで賑わっていました。
お店のギャルソンが、「フトールとわずかなメニューしかありませんが」
と言ってきたので、「もちろん、フトールを2つ!」と注文。
東洋人が入ってきたので、別のメニューを期待して入店したのだと
思ったのでしょう。
不安そうな顔がにこやかな笑顔に変わりました。

フトールについてきた飲み物。
「オレンジジュース」「牛乳」「ミネラルウォーター」

それから、「パン」(時計回りに)「デイツ」「シェバキア」
「ブリワット:モロッコ風三角春巻き」「ゆで卵」そして・・・
「ハリラスープ」
フトールという言葉は、ラマダン中のときだけ使用する言葉では無く、
「朝食」という意味があります。ラマダン中の一日の始まりは、日没
なので、フトールなのでしょうね。

ハリラスープは、味がしっかりしていてとてもコクのある美味しい
スープでした。

さて、私たちが食べ終わり、外へでてから中をのぞくと、あわただしく
お店の後片付けが始まりました。

他に食事をしていた人たちも、ほとんどいなくなってしまいました。
この後、みんな街へと繰り出していくのでしょう。
タンジェの街は眠る事なく、明け方まで賑やかさが続きます。
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