一昨日のブログで、レストランLASCONCHASを紹介しましたが、
そのときに書いた、「ブルーチーズのサラダが酒粕の香り」と言うこと
にヒントを得たので、これはもしや「ブルーチーズで粕漬け」が
出来るかも知れないと思い、早速やってみました。

準備する材料は、ブルーチーズ(Roquefort)。
決して高いRoquefortである必要はありません。
それに、白ワイン。
日本酒があれば、良いと思いますが、今、タンジェでは日本酒が手に入ら
ないので、白ワインで代用します。

それと、漬け込み用の具材料。
スーパーや肉屋、魚屋で簡単に手に入るもの「メカジキ」や「サーモン」、
「エビ」、「鶏肉」など何でも良いのでしょうけれど、今回はサーモン
を使ってみました。
魚屋でさばいてもらったものを、「焼き鮭」サイズに切っておきます。

ブルーチーズをボウルに入れ、潰してペースト状にします。
私たちは、ここでブルーチーズも食べたかったので、ワインを飲みながら
ブルーチーズを1/4食べちゃいましたが、もちろん、試される方は、
全部ペーストにしてもいいですよ(って、ただ食べたかっただけ?)

そこに白ワインを入れるのですが、分量は適当。
なめてみて、アルコール分が感じられる程度にします。
私は、100ccくらい入れました。

そして、粒々が残らないように十分にかき混ぜます。
今回は、初トライだったので、ブルーチーズの塩気を考慮して塩は入れま
せんでした。
もしかしたら、塩気の好きな方はここで塩を2つまみ程度入れても良い
かも知れません。

出来上がったブルーチーズ液をバットに移し、サーモンを浸していきます。

上からぴったりとラップをかぶせ、時々ひっくり返しながら漬け込みます。
保管は、冷蔵庫で・・・ネ。

さて、ついでに先日紹介した三升漬けも冷蔵庫にあったので、これで
サーモンを焼いても美味しいのでは・・・? ということで、これも
早速やってみます。

ラップに三升漬けを広げ、その上にサーモンを並べて、更に三升漬けを
塗っていきます。
そのまま、ラップでくるんで冷蔵庫で保管。

さて、確実に美味しいだろうと思った、サーモンの三升漬け焼きは?
今回は、一晩漬けてみました。
案の定、期待を裏切ることなく、メチャクチャ美味しい出来上がり。
焼くとき焦げやすいので、火力は弱めにして、じっくりと火を通すことが
注意点でしょうか?
一口食べて、モロッコに居ながらにして「ここは、居酒屋?」

さて、肝心の本日のテーマである「ブルーチーズで酒粕漬け!」
これも一晩漬けたものです。
焼きあがった、サーモンからはなんとなく酒粕の様な匂いが漂います。
とても良い香りです。
一口ほおばってみると、なんと期待通り、まるで「鮭の粕漬け!」
漬け込むとき、酒粕の様なペーストではなく「漬け込み液」なので
水臭くならないか心配でしたが、それも無くバッチリ!粕漬けの味!
漬け時間が24時間と短いからか、塩を足さなかったからか味はかなり
薄味に仕上がりました。
塩辛いものが好きな方には、少しもの足りないかもしれませんので
漬け込み液を作るときに、少し塩を加えたほうがいいかも・・・・。
でも、私たちにはこれで十分!
とても美味しい酒粕漬けならぬ、ブルーチーズ漬けを味わうことが
出来ました。
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